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ラーメン(アジアの麺類含む)

汁なし担々麺

過日、いつもの内科に通院したらなんか血液検査の結果がヤいとかで入院を即決されちゃってそのまま数日病院暮らしをすることになりました。

ま、そんな日もあるよね(って、そうか?)。

入院中に栄養士さんが病室にいらっしゃって栄養指導をしてくれました。

日頃の食生活についてアンケートに答えるとアドバイスをしてくれるという流れなのですが診断結果はこんな感じでした。

「平均的な日本人の塩分摂取量です。ただ日本人の食生活はそもそも塩分過多なのでもう少し摂取を減らしましょう」

摂取を減らすヒントをいくつかアドバイス戴いたのですがお決まりのやつも含まれていました。

曰く「ラーメンのスープは塩分の塊。なのでスープは飲み残しましょう」。

……、わかっているんですよ。

わかってはいるんだけど。

日本のラーメン屋のスープは店主が心血を注いで調整してきた芸術品。

あれを残すのはどうも抵抗があるのです。

なんてことを言ったら

「別に残さなくても良いですよ。あなたの体のことですから。私はあくまでもあなたのことを想って言っているだけです」

なんて毒親っぽいセリフが返ってきそう。

って、いい加減僕もひねくれてるなぁ。

お店のラーメンは一旦置いておいて家で作る袋入りのラーメンは対策を打つことができます。

飲み残すのが嫌なら最初から作らなければ良い。

つまり、半分の量の粉末スープと半分の量のお湯でスープを作れば味は薄まらないのに飲む量は半分飲み残したのと同じことになります。

ま、極端にスープが少ないラーメンになりますがそこは汁なしラーメンと位置付ければ気にならないかも。

ということでさっそく実践してみました。

【材料】(1人分) 

調理時間:15分-

  • 袋入りラーメン:1袋
  • 豚ミンチ:50g

[野菜類パート]

  • 玉ねぎ:1/8個
  • セロリの茎:3cm
  • 生姜:スライス1枚
  • にんにく:ひとかけ

[調味料パート]

  • ごま油:4g(小匙1)
  • 豆板醤:6g(小匙1)
  • オイスターソース:6g(小匙1)
  • 酢:5g(小匙1)
  • 花椒(パウダー):少々
  • はちみつ:7g(小匙1)または砂糖3g(小匙1)

【作り方】

  1. [野菜類パート]は全てみじん切りにします。冷たいフライパンに豚ミンチ、[野菜類パート]、[調味料パート]を合わせてよく和えます。これをごく弱火にかけて5分焼きます。この餡をざっと混ぜて再度5分焼きます。
  2. 1.と並行して小鍋に粉末スープの半分とパッケージに記載の量の半分の量の水を合わせてひと煮立ちさせておきます。
  3. 1.の工程終わりに合わせて別鍋で麺を茹でるお湯(分量外)を沸かして麺を茹でます。茹で上がったらざるに揚げて湯を切り(ゆで汁は捨てます)丼に移します。これに2.のスープを注いで1.の餡をトッピングすればできあがり。

【一口メモ】

  • いわゆるしび辛系の肉餡が刺激的。暑い夏には特におすすめの辛口系ラーメンに仕上がりました。
  • ラーメンの味はお好み次第ですがおススメは醤油か塩かな。
  • このレシピのテーマは「減塩」。麺を別茹でにすることでスープを半量にして塩分を減らしています。それだけでなく麺を茹でた湯を捨てることで麺に含まれている塩分も一緒に破棄するので更に減塩ができるという仕組みです。
  • 肉餡に含める野菜は冷蔵庫のあり合わせで構いませんのでできるだけ多種類にしてください。味が複雑になるだけでなくいろいろな栄養素が摂取できます。中でもセロリは四川料理では定番の香味野菜。できれば加えたいところです。
  • 半分残った粉末スープは中華風の炒め物全般に使えます。特に炒飯に使えば絶品! ぜひお試しあれ。

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