トンカツ用のお肉があってトンカツでも作ろうと思ったのに……卵を切らしている!
なんて時に役に立つアイテムがマヨネーズです。マヨネーズの主成分は卵、油、酢、塩。少量の水で溶いたマヨネーズをお肉に塗れば卵をくぐらせたのとほぼ同義になるのです。
その逆の発想からこの料理は生まれました。ツナ缶があるので雑炊にしてみたいと思ったのです。
どんな味付けにしようかなと考えていて、ご飯ものでツナを使った定番といえばコンビニのツナマヨおにぎりじゃん。
ツナマヨテイストなんてどうだろうと考えました。
けど、さすがに雑炊にマヨネーズってどうよと悩み、至った結論がこれ。
醤油の代わりにポン酢を使って酸味をプラス。
ツナは適度に油を含んでいますし、仕上げに卵を加えればまんまマヨネーズの構成要素の揃い踏み。
って、そこまで拘って作る料理かなぁとも思いますけどね^^;
【材料】(1人分)
-調理時間:7分-
- ご飯:1膳分
- ツナ缶:1個
- 卵:1個
[煮汁パート]
- かつおだしの素(顆粒):少々
- 水:200g(1カップ)
- 塩:2g(小匙1/3)
- ポン酢:6g(小匙1)
【作り方】
- ツナ缶は油をよく切っておきます。
- [煮汁パート]を小鍋に合わせてひと煮立ちさせます。これにご飯とツナを加えて弱火で2分煮込みます。待っている間に卵をよく溶いておきます。 ※冷凍ご飯を使う場合は水から加えて一緒に煮ましょう。
- 2.に卵を加えてひと混ぜし蓋をして弱火で1分煮込めばできあがり。
【一口メモ】
- 安定の美味しさ。全体に濃い味をポン酢の酸味が軽やかにしてくれています。ちょっと意外なのはツナの油が煮汁に溶け出してツナ自体は魚の身本来の味が楽しめるようになっていました。
- 具材はシンプルにしていますが刻みネギや野菜類(玉ねぎ、人参など)を加えるとにぎやかな雑炊になります。
- お好みで山椒や七味唐辛子を加えても楽しいですよ。