風邪を引いた時はお粥というのは鉄板の養生食ですが飲み会などで鍋が出てくるとつい締めは雑炊ってやりたくなりますよね。
けど、あれって鍋の中の栄養分を全部胃に入れてしまうのでめっちゃ高カロリーなんですって。
ご飯をうどんにするだけで100kカロリー近く低くできるなんてレポートもあるみたいですよ。
なんて、小難しいことを言っても旨いものは旨い。
僕が所属する合唱団の指揮者は酒は飲まないけどタバコはパカパカ吸うヘビースモーカー。
彼が吐いた名言に「体に悪いものほど旨い」というのがありましたがホントそうだと思います。
鍋の締めを雑炊にするのが体に悪いというのは基本的に鍋は夜食べるもので(お酒も呑むし)、その後すぐに寝てしまうからだとも思うんですよね。
なら、真っ昼間にお昼ごはんで食べる粥や雑炊はどうでしょう。
当然、ご飯を食べた後も仕事はするし、場合によっては運動もするだろうからだいぶ体にかかる負担も軽くなるんじゃないかな。
って、言い訳をいろいろ考えながらこんなものを作ってお昼ごはんにしました。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- ご飯:1膳分
- 明太子:半腹
- 卵:1個
- 刻みネギ:適宜
[煮込みパート]
- バター:6g(大匙1/2)
- 水:200g(1カップ)
- 鶏ガラスープの素:2g
- ポン酢:18g(大匙1)
【作り方】
- 小鍋に[煮込みパート]を入れて一煮立ちさせます。これにご飯を加えて2分煮込みます。
- 1.をやっている間に明太子は薄く小口切りにし更に叩いてバラします。卵は溶いておいきます。
- 1.に卵を加えて半熟になったところで火を止めます。丼にこれをよそい明太子をトッピングして刻みネギを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 旨い。ホント店に出したいくらいの美味しさとクイックさです。鍋物の締め感を演出したくて醤油ではなくポン酢を使ったのですが良い仕事してくれてます。
- このレシピの段取りポイントは雑炊の煮上がりまでの5分間。その間に卵や明太子の支度ができていると段取り良く仕上がります。
- 明太子を少しずつつき崩して食べると味変していって楽しいですよ。
- 明太子を使うのに卵を使うのはどうよと迷ったのですが(卵&卵なので)これはありかな。カロリー云々さえ気にしなければ卵で雑炊を〆るというのは鉄板です。
- 別に病み上がりでない普通の体調の時でも元気が出る一杯。お昼に食べるならいうほどカロリーも気にしないで良いと思っています。