作ってみるとわかるのですが鉄火巻などの海苔巻き寿司って具の量はすっごく少量で済みます。
けど、食べた時の満足感は侮れない。
日本人に限らないことかもしれませんが、食糧事情が良くない時代をくぐった民族はこういった食材のかさ増し技術を編み出してきたのかもしれません。
冷凍庫に塩鮭がひと切れ。おかずにするにはちょっと小ぶり。
なので雑炊の具材にしてみました。不思議なことに雑炊の具にするにはボリューム満点な気がします^^;
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- ご飯:1膳分
- 塩鮭:1切れ
- 梅干し:1粒
- 卵:1個
- 刻みネギ:適宜
[ダシパート]
- 鰹だし:200ml
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 塩:ひとつまみ
- 酒:15g(大匙1)
【作り方】
- サケはコンロのグリルでこんがり焼きます。梅干しは種を取って叩きます。卵をよく解きほぐしておきます。
- 1.をやっている間に[ダシパート]に梅干しを加えてひと煮立ちさせご飯を入れて3分煮込みます。
- サケの皮を取り身をほぐして2.に加えます。更に卵を加えて火を止め1分半蒸らします。
- 3.をやっている間にサケの皮をみじん切りにします。蓋を取ってざっとかきまぜ、サケの皮と刻みネギを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 思ったほど塩気がきつくありませんでした。調味料はサケの塩加減に合わせて加減してください。
- 意外な脇役は梅干し、時々口内に酸味が広がって味に変化ができるので最後まで楽しめます。
- 時間に余裕があればサケの皮は揚げてパリパリにすると食感が良くなります。