おかゆはいろいろ体に良いらしく、禅宗の教えには『粥有十利』(おかゆには10の効能があるよという教え)というのがあるそうです。
特に朝粥は眠った体を起こしてエンジンをかけるのに最適だとか。
ま、寒い朝にはトーストより芯から温まるおかゆがありがたいですね。
とある週末の朝、食パンを切らしていたので梅干しを刻んで梅粥を戴きました。
とても美味しかったので作り方をメモしておきます。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- ご飯:1膳
- だし汁:200g(1カップ)
- 塩:2g(小匙1/3)
- 梅干し:1粒
- 刻みネギ:適宜
- クミン、オールスパイス、ブラックペッパー:各少々
【作り方】
- だし汁は塩を加えて小鍋に入れ、火にかけひと煮立ちさせます。
- 1.をやっている間に梅干しから梅肉を削ぎ落とし細かく叩きます。
- 1.にご飯、梅肉、スパイス類を加えて弱火にし、蓋をして3分煮ます。
- 3.を器によそい刻みネギを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 眠った体を揺り起こすため、クミン、オールスパイス、ブラックペッパーなどのスパイスを加えました。鼻をくすぐる香りと舌先の刺激で体がしゃっきりする一杯です。
- この料理の段取りポイントは工程1.です。湯が沸くのに2分ばかり時間がかかりますので先に仕掛けてそれから食材を切れば段取り良く仕上げることができます。
- 栄養バランスを考えるとこれに野菜ジュースを添えるとかなり完璧な朝食になると思います。
- 冷蔵庫に鶏肉か魚が残っていれば少し足すと動物蛋白も摂れて更に完璧です。