料理を作っていると「人間って欲張りだよなぁ」と思うことがあります。
何がかって?
食べて美味しけりゃ見た目なんてどうでも良いじゃんという気もするのですが美しく盛り付けられた料理を見るとなんかテンションが上がること。
「口に入れてしまえば味が変わるわけでなし」
なんて思いつつもどうやったら見栄えが良いかついつい考えちゃうこと。
ま、実際盛り付けは食欲を大きく左右するんですけどね。
で、盛り付けの見栄えをよくする工夫のひとつにメインの料理の味には全く関係のないアイテムを添えるという技法があります。
お高めのお店などで出される皿には季節の花が添えられていたりもします。
食べられないのにね。
自宅で作る料理ではもうちょっと実用的なもの──要は食べられるものを活用しますが、その際は色鮮やかなアイテムであることが重要になります。
地味な見た目の料理が急に華やかになるんですよね。
さしずめカイワレ大根の若々しくも爽やかな緑などは料理の引き立て役にぴったり。
しかも安い!(ここ重要)
ということで毎年、おせちの季節になると特に目的は考えずに1パック購入したりします。
お重の要所要所に飾ると「新春」っぽい演出ができるのです。
が……。
全部使い切れなくて残ったカイワレ大根を持て余すこともしばしばあります(をい)。
去年(2022年)は更に悲惨で冷蔵庫を覗くと未開封のカイワレ大根がありまして、
「そういや結局使わなかったなぁ」
なんてしみじみ思ったりしました(をいをい)。
ダメになる前に一気に消費。
こんな料理を作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:3分-
- カイワレ大根:1パック
- ツナ缶:1個
- 粗挽きブラックペッパー:適宜
[ソースパート]
- ポン酢醤油:18g(大匙1)
- マヨネーズ:12g(大匙1)
【作り方】
- カイワレ大根はスポンジから切り離します。ツナ缶を開けて汁を切ります。[ソースパート]を合わせてよく混ぜます。
- サラダボウルにカイワレ大根をドンと盛ります。その上にツナをドンと載せます。上から[ソースパート]をかけて粗挽きブラックペッパーを散らせばできあがり。よく混ぜて食べましょう。
【一口メモ】
- なんのひねりもないサラダですがめちゃ美味しいです。何の手柄かってマヨネーズやポン酢という調味料がよくできているからなんだろうなぁ。
- お好みで胡麻や青のりを振っても美味しいですよ。
- ちょっと手間ですがツナ缶の代わりに茹でたささみを裂いてトッピングするのもあり。ささみ1本で2人分くらいのサラダになっちゃうので冷蔵庫の中にささみがあと1本残っているなんて時にはぜひどうぞ。