最近は認知度が高まったのかあまり見かけなくなりましたが、スーパーなどのポップで「アボガド」と表記されていることがありました。
日本人の語呂の感覚からすると前後に濁音がくればカにも濁音をつけてガドと書きたくなりますが正しくは「アボカド」でカは濁りません。一応食料品売場の担当なら知っておこうよと思ったものです。
けどね、実はアボカドという表記も正確ではないのです。
この果物のスペルはavocado。
カタカナ表記するのであればアヴォカドと書くべきなんですね^^;
ま、硬い話は置いておいて。
森のバターとも呼ばれるアボカドが日本で知られるようになったのはわりと最近、戦後の話だと思っています。
主な輸入元はメキシコとニュージーランドだったかな。
この甘味のない果物は不思議なくらい醤油やわさびによく合います。
なので、こんな料理に仕立てても全然違和感がないんですね。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 海老:数尾
- アボカド:半個
- 梅干し:1個
- 鰹節:少々
- (あれば)大葉:1枚
[調味料パート]
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 味醂:6g(小匙1)
- 砂糖:3g(小匙1)
【作り方】
- 小鍋に湯を沸かし殻を剥いた海老を投入して3分茹でます。
- 1.をやっている間にアボカドは皮を剥いて賽の目に切ります。梅干しは梅肉を削ぎ落として細かく叩きます。大葉は千切りにします。
- 1.の海老を湯から揚げて冷水で急冷します。
- 大葉以外の材料を器に合わせて手でわしわしと和えます。大葉をその上にちょんとトッピングすればできあがり。
【一口メモ】
- 梅肉のしょっぱさと酸味、味醂のほんのり優しい甘みが嬉しい和風サラダになります。洋風果物のアボカドが嘘みたいに合うのが面白い。
- 海老はレンチンしちゃうと食感が硬くなってちょっと残念な仕上がりになります。面倒でも茹でましょう。
- 海老の茹で汁は味を付けてありあわせの具材を加えれば即席のお吸い物になりますよ。
- 海老の代わりに白身魚や鶏のささみなどでも美味しくできると思います。このレシピの味付けは結構応用範囲が広いのでいろいろ試してみて下さい。