近頃、副菜のことを考えるようになりました。
ちょっと前まで麺類、カレーライス、お好み焼き、なんかは単品で完結するご飯と捉えていてそれ以外にサラダやスープを用意するなんて発想がなかったんですよね。
だって、うどんに味噌汁とか「いや麺がスープに浸かっているのにこの上、もう1皿スープを用意するって変じゃん」なんて思っていたフシがあります。
お好み焼きも昔から主食なのかおかずなのかっていう論争がありましたが僕は主食でありおかずと考える派なので他には何もいらないなんて思っておりました。
けどね、栄養学の観点から見るとこれはかなりプアな食事じゃないかと気づいたのです。
「炭水化物しか摂ってない」
いやわかってたけど他の栄養素がほとんどない。
うどんのトッピングにしろお好み焼きの具材にしろお肉や野菜なんてほんのちょびっと。
ましてや素うどんにしたら……炭水化物オンリー。
思えばサラリーマンをやっていた頃は社員食堂でお昼を食べればそれなりに栄養バランスを考慮した副菜が付いてきて出されたものを全部食べさえすれば勝手に必要な栄養素が摂れていたよなぁとしみじみ。
けど自分で自分のご飯を賄う今は自分で気にしなければ誰も気にしてくれないと反省。
ということで近頃は「カレーに合うサラダ」だの「お好み焼きに合うスープ」だのを検索してなにがしか副菜を付けるようにしています。
過日、カルボナーラソースを使ったドリアをランチに戴きました。
けど、「野菜が足りない!」と気になってこんなスープを付けたのです。
これなら野菜もたっぷり……
って、わざわざマカロニを合わせて炭水化物を追い足してしまったw
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- マカロニ:20g
- ソーセージ:1本
- キャベツ:1枚
- 人参:2cm
- 玉ねぎ:1/8個
[スープパート]
- 水:250g(250ml)
- コンソメスープの素(顆粒):2g
- 塩:1g(小匙1/6)
- ブラックペッパー:少々
【作り方】
- [スープパート]を小鍋に合わせて中火にかけひと煮立ちさせます。
- 1.をやっている間にソーセージは3mmの小口切りにします。キャベツは1.5cm角のざく切りにします。人参、玉ねぎは5mmの角切りにします。
- [スープパート]が煮立ったらマカロニと2.を入れて蓋をし、弱火でマカロニのパッケージに記載された時間茹でればできあがり。
【一口メモ】
- 意外と野菜の甘みがスープに出ていてコンソメスープとよく合っています。インスタント的な造りなのにしっかり栄養も摂れるすぐれものの一杯だと思います。
- 具材に下味を付けたり炒めたりする手順をそぎ落としてスープを沸かす→具材を入れて煮る→完成という道筋でレシピを組みました。たまには凝ったスープも良いけど普段使いならこれくらい手間なしでお手軽なくらいがちょうど良いな。
- 具材は自由自在。冷蔵庫のあり物を見繕ってできるだけ多種類にしてください。それだけいろいろな栄養素を摂ることができます。