僕が初めて長崎を旅行したのは大学4年に上がる前の春休みでした。

理系の学部は研究室に入るとほぼサラリーマンと変わらない生活が始まる──なんて思いもあったからか4泊5日の贅沢な日程で市内観光をしました。
そういえば、オランダ村にも足を伸ばしたな。
世界のどこへ行ってもまず関心が向くのがその土地の名物料理ってのがいかにも僕らしい。
ちょっと奮発して卓袱料理のコースなんかも食べましたっけ。
最後に出てきたサラサラで甘さ控えめの汁粉は衝撃的だったなぁ。

ランチは毎日、毎日、毎日、皿うどんとちゃんぽんのローテーション。
よく飽きなかったものだと我ながら思います。
飽きなかった理由のひとつは1980年代のあの頃、長崎の街にはよそでは見かけないようなちゃんぽんのチェーン店が数種類はあってそれぞれ特徴があったからだったのかも。

特に皿うどんに使われるかた焼きそばの食感は新鮮でした。
ベビースターラーメンやチキンラーメンに似ているけどほとんど味はしない。
考えてみるとあれが僕の皿うどん初体験だったのかもしれません。
あれから30年以上を経た21世紀の今。
とある金曜日。
僕は金曜にはカレーを食べる習慣にしているのですが、皿うどんの麺にカレーをかけたらどうだろうと思いついたのです。

けど、わざわざ皿うどんを買ってきて麺だけ使うというのもなんかヤダ(ま、スープは中華丼などに使えば良いのですが)。
なら、あのかた麺を自作すれば良いのではと思い至った次第。
さっそくトライしてみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- 焼きそば麺:1玉
- サラダ油:39g(大匙3)
【作り方】
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ160度くらいまで温めます。 ※あたため時間は約1分程度。パン粉をひとつ放り込んで油の中ですぐに踊りだすくらいが頃合いです。
- 1.に焼きそば麺を入れてそのままいじらずに約2分揚げ焼きにします。
- 2.をそっとめくってみて鍋肌にあたっている麺が硬くなっていればフライ返しでひっくり返し更に1分半揚げ焼きにすればできあがり。
【一口メモ】
- 麺がだいぶ太いので皿うどんの麺とは別物ですがパリパリ感が楽しいです。このまま食べても良いなって思ってしまう。
- お好みの中華餡やカレーなどをかけて頂きましょう。市販のパスタソースを使っても面白いと思いますよ。
- 業務スーパーなら焼きそば1玉は10円台。実にチープなランチが楽しめますよ。
- できれば餡の具材は野菜たっぷりがオススメ。きちんとした主菜になります。

