昭和の昔に比べるとイマドキは料理の自由度も随分上がった気がするなと感じることがあります。
あの頃はうどんでも蕎麦でもトッピングする具には暗黙の縛りがあってせいぜい、キツネ、月見、天ぷらなんかだった気がします。あ、肉うどんとかはありだったかな。
少なくとも焼いたトマトが載ってるとかレモンスライスが載ってるなんてのは異端視されたんじゃないかなと思います。
ましてやスープは鰹ダシか昆布ダシに本返しという醤油味一択でトマトスープやコーンクリームスープに入ったうどんなんてうどんじゃないと一蹴された気がしますね。
あ、カレーうどんはありだったか。
けど、それってただの先入観で毒でもない限り何を使ったってホントは良いはずなのです。
ということで、ちょっと変わったピリ辛出汁に蕎麦を浸けて納豆とツナをトッピングしました。意外に美味しい夏にオススメの冷蕎麦誕生です。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 蕎麦:1束
- 納豆:1パック
- ツナ缶:1缶
- 刻みネギ:10cm分
- お好みの薬味:刻み海苔、鰹節、胡麻、粗挽きブラックペッパーなど
[スープパート]
- 水:200g(1カップ)
- 麺つゆ:水1カップ分
- だしの素:水1カップ分
- 豆板醤:3g(小匙1/2)
【作り方】
- [スープパート]は丼に合わせてよく混ぜ、冷蔵庫で冷やしておきます。
- 蕎麦を普通に茹でます。ザルに揚げて冷水で〆、更に氷水につけてしっかり冷やします。
- 2.をやっている間に納豆を添付のタレ、辛子と合わせてよく練ります。これにツナ、刻みネギを合わせてよく混ぜます。
- 2.の蕎麦をザルに揚げて水気をよく切り1.の丼に入れます。3.をトッピングしてお好みの薬味を散らせばできあがり。
【一口メモ】
- ぴりりと辛いスープが暑気払いにぴったりです。冷蕎麦なので麺もスープも具材もよく冷やしてから食べるのがオススメです。
- 今回は薬味に胡麻と粗挽きブラックペッパーを使いましたがブラックペッパーの風味が良い仕事していました。
- 薬味はいろいろ用意して少しずつ加えて味変を楽しむのも面白いですよ。