僕が小学生だった昭和40年代、洋食の代名詞といえばなんとなくフランス料理かアメリカ料理でした。
ヨーロッパには他にもたくさんの国があって国ごとにフレンチとはまた別の料理があるだとか、そのフランスにだって僕らの知らない郷土料理がたくさんあるだとか不思議とそういう想像力は働かなかったですね。
イタリア料理がイタ飯と呼ばれていきなり脚光を浴びたのは1990年代。僕はもう社会人になっておりました。
そのブームもお店の名前や特定の料理、食材ばかりがもてはやされてイタリア料理の本質どころかコースの組み立ての基本すら知らない人が多かったんじゃないかなと今振り返ってみるとそう思います。
ま、それは僕も同じで流行りものなので食べてみることはあっても基本的なことすら何も知らなかったなぁ。
というわけで、というのでもないのですが少しずつでもイタリアンのお勉強をしてみようかしらんと思う今日この頃。
ちょっとイタリアンにリスペクトしたこんな料理を作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分-
- そうめん:1束
- ベーコンブロック:20g
- 卵:1個
- 粗挽きブラックペッパー:少々
- パルメザンチーズ:少々
[ソースパート]
- トマト缶:100g(1/4個)
- オリーブオイル:12g(大匙1)
- 塩:2g(小匙1/3)
- ドライバジル:少々
【作り方】
- そうめんを茹でる水(分量外)を沸かしてそうめんを規定時間茹でます。茹で上がったらザルに揚げて流水で冷まし、更に氷水で冷やします。
- 1.をやっている間に卵を湯呑に割り入れてひたひたの水を加え電子レンジの500ワットで40秒チンして温玉を作ります。盛り付ける皿に[ソースパート]を合わせます。ベーコンは5mm厚にスライスし更に細切りにします。
- 1.をザルに揚げてしっかり水気を切り2.の皿に加えてトングでよく和えます。ベーコン、温玉をトッピングし、粗挽きブラックペッパー、パルメザンチーズを振ればできあがり。
【一口メモ】
- なんかイタリアンというよりはファミレスのできの悪いメニューみたいになっちゃった。美味しいのは美味しいのですがソースに一工夫必要だな。
- このレシピの段取りポイントはそうめんを茹で上げるまでに他の準備を全て済ませること。そうすれば約5分で仕上がります。
- なんか夏野菜がほしくなる一皿でした。揚げ茄子、オクラ、きゅうりなど合わせてサラダ仕立てにしても楽しそう。ソースもドレッシングに近いアレンジにするかいっそ市販のドレッシングを使うのもありだな。