生春巻きというと、「アジアのどこかの国の料理」という漠然としたイメージがありそうな気がしますが、ベトナム料理です。
あちらの言葉で「ネム・クオン」とか「ゴイ・クオン」とか呼ばれるみたいです。
中国で生まれた揚げ春巻きとはそもそも皮の食材が違うのですが、発想は「サラダをライスペーパー」で包んだものというのがオリジナルです(今では全然違うバリエーションがたくさんありますが)。
食材を炭水化物の『皮』で包んだ料理というといかにもアジアンな感じがしますが意外なことにインドのサモサやチュニジアのブリックのようにもっと西の方でも似た料理はあったりします。
はるか昔、シルクロードを隊商達がシルクと一緒に珍しい料理を運んで伝搬して言ったのかしらんとか考えるとワクワクしますね。
【材料】(4人分)
-調理時間:10分-
- ライスペーパー:8枚
[具材パート]
- ツナ缶:1個
- コーン缶:1/2個
- マヨネーズ:36g(大匙3)
- チリパウダー:少々
- コリアンダー:少々
- オイスターソース:少々
[炒めキャベツパート]
- キャベツ:1/16玉
- サラダ油:少々
- 塩、ブラックペッパー:少々
- 味の素:少々
【作り方】
- [炒めキャベツパート]のキャベツは千切りにしてサラダ油と一緒にフライパンに入れて炒めます。残りの調味料を加えてしんなりするまでしっかり炒めます。
- ボウルに1.と具材パートを合わせてよく和えます。
- ライスペーパーをぬるま湯で戻して2.を包めばできあがり。
【一口メモ】
- 具材はなでも構わないのですけどたまたまコーン缶があったので作ってみました。定番のツナコーンが目先が変わってまるで違うおかずになるのが楽しかったです。
- ライスペーパーは米の粉から作られた皮ですのでとても腹持ちが良いです。食べすぎ注意かも
- 基本的に生春巻きはあまりびしょびしょでないサラダなら何でも包めます。今度はもっと意外性のあるサラダで目から鱗的にやってみたいな。