日本には古くから食べられてきた野菜と比較的最近食べられるようになった外国産の野菜があります。
青梗菜は後者ですね。
1970年代前半、日中国交正常化の頃に輸入されるようになったと言われます。
白菜と同じくアブラナ科の植物で和名はタイサイ(体菜)。
今では中華料理に使われるお馴染の野菜として知らない人のいないほど知名度が高くなっています。
その割に、白菜やキャベツほど多彩な調理法が広まってはおらず、最もポピュラーなのは油で炒めて塩で味つけをするか、あんかけにする料理じゃないでしょうか?
けど、もっと他にも食べ方はあるはず、と思い立ち鶏肉と合わせてこんな料理を作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:25分-
- 鶏もも肉:100~150g
- 青梗菜:半束
[揚げ鶏パート]
- 濃口醤油:12g(小匙2)
- 酒:10g(小匙2)
- おろしにんにく:ひとかけ分
- 片栗粉:適宜
- 揚げ油:フライパンがひたひたになるくらい
[蒸し青梗菜パート]
- 鶏がらスープの素:小匙1/2
- ごま油:2g
- 片栗粉:3g
- 酒:10g(小匙2)
- 塩、ブラックペッパー:少々
【作り方】
- 鶏肉は食べ易い大きさに切り、[揚げ鶏パート]の醤油、酒、にんにくと和えて15分漬け込みます。
- 1.をやっている間に青梗菜はざく切りにして耐熱皿に入れ、[蒸し青梗菜パート]の残りの材料を加えてよく和えます。
- 2.にラップをかけて串で数か所穴を開け電子レンジの600wで2分チンします。
- 1.の水気を切って片栗粉をまぶします。フライパンに揚げ油を張り180度に温めます。これに鶏肉を入れ(半分油に浸かった状態)、時々菜箸で転がしながら3分ほど揚げ焼きにします。
- 3.に4.を盛り付ければできあがり。
【一口メモ】
- 揚げ鶏と蒸し青梗菜という独立した料理を合体させてみました。時々、鶏肉を食べて時々青梗菜を楽しむ。なんかちょっと得した気分になれる一皿です。
- 青梗菜はしっかりめに火を通しつつ、茎のシャキシャキ感は残したいところ。レンジによってクセがありますので何度か作ってみてコツをつかんで下さい。
- 鶏肉はももやささみでもあり。白身魚でも美味しいですよ。