２０２４年春アニメのラインナップにこんな作品名を見かけました。
「ゆるキャン△SEASON３」そっか、もうシーズン３まで来たか。
遡ること６年前２０１８年の冬アニメで第一シーズンがオンエアされたのですがけっこう異彩を放った作品だったなと鮮明に覚えています。
女子高生が──ガチでキャンプをやっている。
キャンプと言うとどちらかといえばひげ面の寡黙なおっさんが焚火を炊いているようなイメージがあったのですが真逆の絵面。
そしてタイトルの通りストーリーがなんか「ゆるい」。
けど楽しそうだな。
をい。
って思った人が多かったのでしょう。
同作はソロキャンプの火付け役になって世間ではずいぶん流行っているようです。
僕は──山歩きは好きなのですがキャンプとなると──道具を揃えたり、キャンプ場でご近所になったキャンパーと気の遣い合いっこをするのがどうにも億劫で手を出せずにおります。
とはいえキャンプに対して憧れはありまして特にキャンプ料理というやつにはとても興味があります。
お肉や魚をアルミホイルできっちり包んで地面に埋めてその上で焚火をする。
火が下火になった頃掘り起こしてみれば家ではぜったい味わえない蒸し焼き料理が食べられる──
想像するだけでよだれが出そうです(笑)
考えてみると僕は蒸し料理はそれなりに作ったことがあるけれど蒸し焼き料理をあまり作ったことがないのです。
作ったことがあるものと言えば浅利の酒蒸しとかくらいかな。
せっかく時間に余裕ができたしお家で作る蒸し焼き料理なんかにもこれからは挑戦してみたいな……なんて夕飯にこんな蒸し物料理を作りながら考えておりました。
【材料】(1人分)
－調理時間：２５分－
CH1
- 鱈：1切れ
- 酒：15g(大匙1)
- 生姜スライス：1枚
- 青梗菜または小松菜：1株
- 白ネギ(白い部分)：4cm
- ごま油：6g(大匙1/2)
[ソースパート]
- 酒：15g(大匙1)
- 濃口醤油：12g(小匙2)
- 砂糖：ひとつまみ
【作り方】
- 白ネギはごく細い千切りにして水に晒し白髪ねぎにします。鱈は軽く塩を振り冷蔵庫で１０分休ませます。
- １．をやっている間に白ネギの芯の緑色の部分はみじん切りにします。青梗菜または小松菜は葉と茎に分け葉はざく切りに茎は１cm幅の小口切りにします。生姜は千切りにします。
- 耐熱皿に青梗菜または小松菜を敷き詰めその上に鱈を載せて更にその上に生姜と白ネギの緑色の部分を載せます。これを蒸気が上がった蒸し器で１０分蒸します。
- ３．をやっている間に[ソースパート]を電子レンジの５００ワットで３０秒チンしてよく混ぜておきます。
- ３．の耐熱皿に溜まった水分を軽く切ってから[ソースパート]を回しがけます。
- フライパンごま油を入れて中火にかけ煙がたつ程度まで温まったら５．に回しがけてできあがり。
【一口メモ】
- 鱈の身がぷりっとした弾力を持ってもちもちした食感が楽しいです。蒸すという調理法の底力を感じる一品だな。
- 仕上げのごま油を使うことで一気に中華っぽい風味に変貌します。逆にこれを抜くと和食として楽しめそうですね。
- 鱈の手持ちがあったのでそれを使いましたが白身魚全般で代替可能です。あるいは鶏むね肉やささみなどでも美味しく作れますよ。
