アニメ「食戟のソーマ」で吹雪に閉ざされた館の中で麺料理を作るというお題の調理試験の話がありました。

試験官の嫌がらせを受けた主人公はほとんど底を尽きた食材の中でじゃがいもだけを使って一品作り上げてしまうという展開。
じゃがいもってほんと汎用性のある食材なんですよね。

じゃがいもはでんぷん質が豊富で粘り気を自在に出すこともできるから麺に仕立てることもできるわけですが、反面そのでんぷん質を抜くとこういったシャキシャキ感を全面に押し出した中華炒めだってできちゃうのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:20分-
- じゃがいも(中):1個
- サラダ油:6g(大匙1/2)
- 鷹の爪:半本
[調味料パート]
- 酢:7g(大匙1/2)
- 塩:1g
- 砂糖:3g
- (お好みで)味の素:適宜
- 刻みネギ:適宜
【作り方】
- じゃがいもは皮を剥き3mm角の細切りにして10分水に晒します。鷹の爪は小口切りにしておきます。10分経ったらじゃがいもはザルに揚げて水気を切ります。
- フライパンか中華鍋にサラダ油と鷹の爪を加えて中火にかけます。香りが立ってきたらじゃがいもを加えて鍋を常に返しながら均等に火を入れていきます。
- 2.に[調味料パート]を加えて1、2分炒め表面に照りができてきたらできあがり。
【一口メモ】
- 甘酸っぱくてあとから鷹の爪の辛さが口に広がります。じゃがいもがほくほく、シャキシャキしていて食感を楽しめる一品です。
- ポイントはじゃがいもを水に晒す工程。こうしてデンプンを抜くことでシャキシャキした触感が楽しめます。ただ、レシピによってはもっと時間をかけて徹底的に抜くものもありますが、あまり賛成出来ないかな。せっかくの栄養素を捨てちゃうのはもったいない気がします。
- 冷めても結構美味しいのでお弁当のお菜にも使えますよ。

