自炊と外食の中間にあたる「家庭外で調理された料理をテイクアウトして家で食べる」食事のスタイルを「中食(なかしょく)」と呼びます。
ウィキペディアによると女性の社会進出やコンビニが定着した1980年代に生まれた言葉のようですね。
そういえば、あの頃は「翔んでる女」なんて言葉が流行ったなぁ。
それから40年、中食文化は目を見張る進化を遂げました。
あの頃は、コンビニの惣菜といえば、仕事で夜遅くなっちゃってそれしかないから買って食べてた感がありましたけど(なのに高いという理不尽)。
今日日のコンビニの百花繚乱なお惣菜なら、真っ昼間でも「ちょっと買っていくか」という気にさせられます。
しかも意外にボリュームもあったりして。
ファミマのテトラパック型(正四面体なやつ)のレンチンアイテムに「鶏の柚子胡椒焼き」というのがありまして、「美味しそうじゃん」と思いつつ……
家に帰って作ったのがこれという、相変わらず中食しない自炊派の人だなぁ>自分。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 鶏もも肉又はふりそで:100~150g
- 玉ねぎ:1/4個
- 塩、ブラックペッパー:少々
- 薄力粉:適宜
- サラダ油:少々
[調味料パート]
- 濃口醤油:12g(小匙2)
- 酒:20g(大匙1+小匙1)
- 味醂:24g(大匙1+小匙1)
- 柚子胡椒:小匙1
【作り方】
- 鶏肉は食べ易い大きさに切ります。玉ねぎは細切りにします。
- フライパンにサラダ油少々と玉ねぎを入れてしんなりするまで炒め、一旦皿に取ります。
- 鶏肉に塩、ブラックペッパーをまぶし更に薄力粉を薄くまぶします(茶こしを使うと簡単です)。これを2.のフライパンに入れてサラダ油少々を置いたし、中火で両面に焼き色が付くまでしっかりめに焼きます。 ※もも肉を使う場合は皮目を先に焼きましょう。
- 3.に玉ねぎを戻して[調味料パート]を加え、鶏肉に絡めながら水気がなくなるまで焼けばできあがり。
【一口メモ】
- 柚子の香りがハンパなく食欲をそそる一品です。特に九州出身の方にはウケるんじゃないでしょうか?
- 以前、タレに漬け込むタイプの「柚子胡椒チキン」というのを試作したことがあるのですがちょっと手間なのが難点でした。このレシピはいきなり焼いてしまうお手軽版。時間が惜しい時にお薦めです。
- 玉ねぎ以外にレンチンした人参や茸類など足しても楽しそう。鶏の代わりにレンジでふかしたジャガイモを使っても美味しかったりします。