週末になると顔を出す商店街にお気に入りの八百屋さんがあります。
この店の面白いところは八百屋とは思えない商品がちらほら並んでいるところです。
そしてどういうからくりはわかりませんがとんでもなく安い!
夏場に500mlペットボトルのジュースが1本30円で売られていたこともありましたっけ。
この前なんか1リットルの牛乳が1本50円で売られていました(ほんとどういうからくりなんだ?)。
その横には娘のお気に入りの淡路島プリンが並んでいたりして……
なんか八百屋じゃないよなぁ。
こっちも2個入り100円でした(スーパーで買うとだいたい180円くらいします)。
で、そのまた横にけっこうでかいサバ缶が50円で売られていたりして。
なんでもありだな(笑)。
以前はサバ缶って安価な惣菜缶の代表選手でしたが数年前、サバ缶を使った簡単料理のブームに火が着いてしまってまさかの高騰。
今は150円くらいが相場でしょうか。
それを考えれば(いや考えなくても)50円は破格。
特に使いみちを考えたわけでもないのですがせっかくなので買って帰りました。
けど、流石に1缶150円でも買うかと問われたら躊躇するだろうな。
だってサバやいわしを買って帰って自分で調理したほうが安く付きそうですから。
このレシピを読めばわかりますが魚の水煮缶の再現ってそれほど難しくないんですよ。
【材料】(3人分)
-調理時間:12分-
- 塩いわし(生のいわしでも可):3尾
- 水:300g(カップ1.5)
- 酒:25g(25ml)
- 酢:7.5g(大匙1/2)
- 味醂:9g(大匙1/2)
- 生姜スライス:2枚
- 塩:ひとつまみ
【作り方】
- いわしは頭を落とし切り口から菜箸を突っ込んでワタを引き抜きます。生姜は針生姜にします。
- 圧力鍋にいわし以外の材料を合わせてひと煮立ちさせます。いわしを加えて蓋をし、加圧の状態で15分煮ます。火を止めて10分置き減圧すればできあがり。
- 圧力鍋を使わない場合は強火にかけて沸騰させ。素早くバスタオル3枚ほどでくるんで3時間くらい置けばコトコト煮込んだ効果が得られます。
【一口メモ】
- まんまサバやいわしの水煮缶の味です。圧力鍋を使うと骨まで食べられるので嬉しい限り。
- 考えてみたら缶詰ってお店の料理と違って工場で大量生産しているわけですから調理手順がシンプルなのは当たり前か。
- それでも煮崩れしていない魚が缶の中に入っているということはそれだけ人手で作業をしているということであの缶詰もそれなりに手間ひまかけて作られているんだなぁ。
- 器によそってからお好みでレモンや柚子などの柑橘系の果汁を少しかけると風味が変わって楽しいですよ。
- 大匙1のオリーブオイルを加えて煮込むとオイルサーディン風にすることもできます。玉ねぎなんか載せてオーブン焼きにしても美味しそう。