十年ばかり前のこと。仕事の都合で関東に単身赴任しました。
関東に越して来てびっくりしたことの一つ。
魚屋で売られている鰯がでかい!!関西で見かける鰯が、きびなごに思えるくらいでかい。
しかも、刺身OKが当たり前。
「関西ではそこまで活きの良い鰯はなかなか売られていなかったな」
と、馴染になった居酒屋のご主人に言うと
「いやいや、この辺は湘南が近いから別格なんです。東京あたりに行くと売ってないんですよ」とのこと。
つくづく、良い街に越してきたなぁ。
ということで、日常の食卓にも結構頻繁に鰯は登場しました。
刺身、マリネ、梅煮、生姜煮。
それから、この酢煮も関東に来てから覚えたレシピです。
さっぱりしているので、夏のご馳走って感じですね。
【材料】(2人分)
-調理時間:30分-
- 鰯:2~3尾
- 生姜:スライス3枚
- 水:100cc(1/2カップ)
- 穀物酢:120g(120cc)
- 酒:30g(大匙2)
- 砂糖:9~18g(大匙1~2)
- 濃口醤油:36g(大匙2)
- 味醂:18g(大匙1)
【作り方】
- 鰯は頭と内臓を取り、綺麗に洗って3~4つのぶつ切りにします。生姜は針生姜にします。
- 鍋に鰯が重ならないように並べ、水、酢、酒、生姜を加えて中火にかけひと煮立ちさせたらアクを取ります。
- 2.に砂糖と醤油を加えてアルミホイルで落し蓋をして弱めの中火で15分煮ます。
- 煮汁が半分の量になっていることを確認して落し蓋を取り、味醂を加えて中火で3分煮ます。火を止めて粗熱が取れるまで自然に冷ませばできあがり。
【一口メモ】
- さっぱりしているので夏バテ気味な時にはお薦めの一品かも。砂糖は好みで加減して戴ければと思うのですが、自分的には大匙1くらいがお薦めかな。
- 酢は安い穀物酢で十分ですのでたっぷり使って下さい。
- できれば、しし唐や細切りにした人参、玉ねぎなどを一緒に煮ると栄養バランスが良くなります。
- 粗熱が取れたら更に冷蔵庫で冷やして冷菜にすると良い暑気払いになりますよ~