関西ではとんと見かけませんが、関東では普通に生のしらすが売られています。
しらすって何? という向きもあろうかと思いますが、特定の魚を指すわけではなく。
カタクチイワシ、ウナギ、イカナゴ、アユなど色素を持たない白色の稚魚を指します。
たまに白魚とごちゃ混ぜにされますが、あっちは白魚という魚です^^;
大抵はそのままポン酢で戴いたり、ご飯に載せてしらす丼にしたりして戴くのですが、たまには違った食べ方をしてみたいなとビール片手に冷蔵庫の中をあさっておりました。
で、天啓の如く目に飛び込んできたのが『イカの塩辛』。
しかもイカをほとんど食べつくして、漬け汁だけがいじましく残っていたやつ。
これと、しらすを和えたら絶対美味しい!!
酔っ払いの勘は見事に的中。
これどうするよ、と扱いに困っていた塩辛の漬け汁が10秒で見事な酒肴に変身しました。
【材料】(2~3人分)
-調理時間:30秒-
- 生しらす:1パック
- イカの塩辛:適宜
- 刻み葱:少々
【作り方】
- 大振りの器にしらすとイカの塩辛を合わせて箸でわっと和えればできあがり。小鉢に盛って刻み葱を散らして戴きます。
【一口メモ】
- ちょっと泥臭い風味が野趣あふれていてGOOD。日本酒に良く合います。
- 高知名産のドロメを思い出しました。あれもカタクチイワシの稚魚ですのでほぼ同じ料理になるのかな。お酒好きの土佐っ子なら大喜びかも。
- カツオの酒盗とかって目の剥くようなお値段で売られていますが、考えてみるとこの塩辛のつけ汁でカツオフレークを和えたら結構近い味になるんじゃないかしらんと思いました。意外と塩辛のつけ汁は使えるかも。