コロナの影響もあって家呑みが増えたのですがひとつ悩みができました。
それは……お酒の切り上げ方が難しい。
居酒屋で飲んでいる場合、僕は律儀に何杯呑んだら席を立つと決めているので頼む皿の数から店にいる時間までわりとかっちり決まるのです。
ところが家で呑んでいると空になったグラスを覗き込んで「もう一杯だけ」なんて冷蔵庫を開けちゃうんですよね。
飲んでいるときの僕はことさらに意志薄弱です。
で、次の朝には「今夜は休肝日」なんて心に決めるくせに日が落ちる頃になるとまた酒が恋しくなる。
ほんとダメダメだなぁ。
何か方策を練らねばと思う今日このごろです。
で、「もう一杯だけ」なんてグラスを重ねる頃には肴の皿も空になり口寂しくなってしまいます。
とはいえ、その状況で料理を作るのも面倒。
かといって乾き物ばかりでは飽きてしまう。
その夜も確かそんな状況だったのです。
冷蔵庫を覗くと買い置きの納豆がある。
これをつまむかと引っ張り出したらその奥にカップ入りのもずくが……1分後にはとろとろねばねばの小鉢ができあがっていたのは自然の帰結です。
磯の香もかぐわしい青のりを振って出来上がり。
いや、レシピをわざわざ書くようなものでもないのだけどめっちゃ美味しかったので記録に残しておきたかったのです。
【材料】(1人分)
-調理時間:2分-
- 納豆:1パック
- もずく:1パック
- 青のり:少々
【作り方】
- 納豆に添付のタレと辛子を加えてよく練り小鉢に移します。これにもずくをくわえてよく混ぜ青のりを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 思い付きで作った小鉢料理なのですがめっちゃ美味しいです。青のりの磯の香ともずくはめっちゃ好相性。納豆の臭みが良いアクセントになっています。思いっきり酒の肴ですがもちろんおかずにしても美味しいですよ。
- 手持ちがあれば山芋をすりおろしたりオクラを加えると更にネバネバ。ボリュームアップして味も複雑になります。
- お好みでわさび、焼海苔、鰹節など薬味的なものを加えるのもあり。あと、柚子胡椒を加えると風味が変わって楽しいです。