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豚肉の料理(和食)

豚肉とししとうの味噌炒め

過日、職場の先輩が「家の冷凍庫がいつも満杯で困っている。新しく第二冷凍庫を買おうかな」

なんておっしゃっていました。

いやいや、増設を検討するよりは中身を計画的に消費したほうが良いのでは?

などと正論を心の中でつぶやく僕がおりました(笑)。

話を聞くと先輩の家の冷凍庫には冷凍食品が満載らしい。

たしかにあれは便利ですよね。

お弁当のおかずを埋めるだけでなく、夜中にちょっとお腹がすいた時に熱々の料理がすぐ食べられるのは凄いことだと思います。

ただ、もちろん弊害もあって、添加物で味をごまかしている、栄養価が低い、品質の悪い食材が使われているなどと聞きます。

なので付き合い方が大事。

便利さと健康のバランスを取って適度に使うのが良いようです。

ちなみに、世界初の冷凍食品は苺ジャム。

船便で何日もかけて運ぶのに冷凍したのが始まりだとか。

その後、家庭用冷蔵庫の普及で広まり1900年代後半から一気に進化したらしい。

更にちなみに、日本でその進化の一翼を担ったのが南極越冬隊。

あそこは巨大な冷蔵庫ですから食品を凍らせるとどうなるか、それを常温に戻したらどうなるかを試すにはかっこうの実験場だったのだそうです。

南極での日々の暮らしの中で冷凍してもOKな食品と駄目になってしまう食品が自然とわかってきたそうです。

ということで賢く冷凍食品も使いながらそれ一辺倒にならないようにするためには生の食材から手早く作れる料理のレパートリーを増やすこと。

幸い日本には塩以外にも味噌や醤油やソースなど違う系統の調味料が豊富にあります。

味が変われば目先も変わる。

いつもは醤油を使っている料理を味噌に変えるだけでも違うおかずに様変わりするんですよ。

【材料】(1人分) 

調理時間:7分-

  • 豚こま:150g
  • 片栗粉:少々
  • ししとう:数本
  • にんにく:ひとかけ分
  • 鷹の爪:半本
  • ごま油:4g(小匙1)

[調味料パート]

  • 味噌:12g(小匙2)
  • 濃口醤油:4g(小匙2/3)
  • 味醂:6g(小匙1)
  • 豆板醤:3g(小匙1/2)
  • おろし生姜:ひとかけ分

【作り方】

  1. 豚肉は食べ易い大きさに切って片栗粉を薄くまぶします。ししとうはヘタを取ります。にんにくはみじん切りにします。鷹の爪はキッチンバサミで小口切りにします。
  2. フライパンにごま油とにんにく、鷹の爪を入れ中火にかけます。香りが立ってきたら豚肉とししとうを加えて肉とししとうに焼き色が付くまで炒めます。
  3. 2.に[調味料パート]を加えて絡めながら水気がほぼなくなるまで炒めればできあがり。

【一口メモ】

  • みじん切りのにんにくを加えたにんにく味噌は最強のパワーアイテム。しかも鷹の爪と豆板醤を加えて体の芯から温まってきます。これは元気が出る一皿♪
  • このレシピは「1.材料を切る」、「2.炒める」、「3.味を付ける」の3ステップ。最も基本的な炒め物の調理法です。数分で一皿作れるクイックさも嬉しいところ。冷凍食品ばかりに頼っちゃいけないと思い立った時にぜひお試しください。
  • 野菜は冷蔵庫のあり合わせで何でもOK。種類を増やすほど栄養バランスが良くなりますのでぜひにぎやかな料理にしてください。

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