友人に話すと驚かれるのですが、2026年現在、わが家の1カ月の生活費は27,000円で回しています。
これで、食材、調味料、日用雑貨(トイレットペーパーとか洗剤とか)を賄っているという……、って、書いていて自分でもびっくりしてたりして(笑)

晩酌用のお酒や外食費などは別枠の予算を組んでいて混ざらないようにしているのですが、それにしてもこの物価高のご時世によくやっているなと自画絶賛。
そしてついに7月の出費は19,287円。
2万円を下回る快挙を成し遂げました♪

どうやってるの?──そう訊かれることも多いのですが、たぶんに僕の強迫観念じみた細かい性格に依存しているのであまり万人向けとは言えないんですよね。
それでも、まあどんなことをやっているか紹介してみましょう。
僕の家計管理は3つの柱で構成されています。
1つ目の柱は徹底して家計簿を付けること。
Excelで家計簿を付けているのですが1行1アイテムで付けています。
つまりスーパーで牛乳、カップ麺、チューハイを買ったら3行。
しかも品名欄には「カップヌードル(欧風チーズカレー)」、「氷結(無糖シークァーサー)」と商品名まで記入する徹底ぶり。

もうこのあたりまで聞いたところで、たいていの人は「自分には無理」となるんじゃないかと思います。
が、僕はこれを2年近くやっているのです。
そして、貯まった家計データをピボットテーブルと呼ばれる集計機能を使って分析しています。
例えば醤油は平均何日ごとに購入しているかとか、チューハイはどこのメーカーのどのサイズのものを多く購入しているかをあぶり出します。
それをもとに「サントリーのこのチューハイは箱買いした方が安いよな」なんて購入計画を立てたりするのです。

2つ目の柱は『その月の初め』に今月の支出を予測すること。
生活用品の中には買わざるを得ないものが多々あります。
例えば、トイレットペーパーがもうすぐ切れそうだけど、今月ピンチだから給料日まで我慢しよう……とはならないわけです(笑)
家計簿を精密に付けているとそういった『買わざるを得ないもの』の買い時を読むことができます。
『醤油は平均何日ごとに購入しているか』が分かっていれば、かなり正確に次に醤油を買うべき日は〇月×日と予測できるのです。

その予測の中で今月買うべきものにかかるお金は27,000円の予算から確実に消費されるので、先に引き算をしてしまって『今月使って良いお金は正味いくら』になるかを知っておくのです。

27,000円ではなく、正味の金額を意識して日常の買い物をするので思わぬ出費で赤字が出たということが確実に減ります。
3つ目の柱は買うものの集中と選択です。
食料品関係で言えば料理の基本になる調味料(主に和食のさしすせそ)は切らさないよう心がけています。

反面、冷凍食品やこれひとつで味が決まる的な便利調味料は割高になるので徹底して買いません。
酢豚でも麻婆豆腐でも基本の調味料を組み合わせればだいたい作れてしまうんですよね。
そして食材は一度に買う金額を決めてその枠内で購入します。
だからお肉などはスーパーのパックではなく量り売りしてくれる精肉店で主に買っています。

その方が購入額をコントロールしやすいですから。
- 購入するアイテムを絞り込む。
- そのアイテムの購入計画を先に立てる。
- その計画通りに日々の買い物を遂行する。
──そうすればそりゃ、予算を超えることはありません。
けど……、言うは易しで、まあ万人向けじゃないよなぁ。

さらに、食材の買い出しに行く日を決めていてその日までは(買い物に行かずに)できるだけ冷蔵庫の中にあるものでおかずを作るようにしています。
例えば今日は酢豚が食べたい気分だけど豚肉がないとしてもささみで作ったりするんですよね。
酢豚の味はほとんど餡で決まりますから何の肉を使っているかなんて実はたいした問題じゃないのです(笑)

この料理もそういった購入計画の中から生まれました。
冷蔵庫に豚肉と山芋があったのであとは適当にあり合わせで組み合わせてみたという。
だから新たな出費はゼロ円です。

雑な説明で恐縮ですが、家計を抑えるのは実は簡単で一言で言うと『買い物をしないで済む工夫』を凝らすだけなのです。済む
けど……、僕もそうですけど、その簡単なことがなかなかできないんだよなぁ(笑)
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- 豚バラスライス:70g
- 白菜:3枚
- 茸類:まいたけ、しめじなど1/4株
- 人参:1/4本
- 豆腐(できれば絹ごし):1/4丁
- ごま油:4g(小さじ1)
- 山芋:100g
- 青のり:適宜
[煮汁パート]
- 水:100ml(カップ1/2)
- 干し貝柱スープの素:4g(手持ちがなければ同量の鶏がらスープの素)
【作り方】
- 豚肉と野菜類は食べやすい大きさに切ります。山芋はすりおろします。
- 小鍋にごま油を入れて中火にかけます。これに豚肉、白菜の芯、茸類、人参を加えて肉の色が変わるまで炒めます。
- 2.に[煮汁パート]を加えてひと煮立ちさせます。これに白菜の葉、豆腐を加えて5分煮ます。
- 3.に山芋を加えてさっと混ぜ火を止めます。これを器に盛って青のりを振りかければできあがり。
【一口メモ】
- 元々のレシピは鍋物だったのですが、煮物仕立てにしてみました。はんなりと優しい味に仕上がりました。
- 冷蔵庫にそろそろ使い切らないといけない野菜がいろいろあったので良い在庫処分にもなりました。それに、けっこういろいろ栄養が摂れそう。
- 干し貝柱スープの素は味の素などから顆粒のものが出ています。煮物、鍋物以外にシーフード系のサラダの隠し味にも使えますので常備しておくと便利です。
- お好みで七味唐辛子をかけても美味しいですよ。

