もしも今日から1カ月、家の外に一歩も出られないとしたら──あなたはこのサバイバルを生き残ることができるか!
って、なんかのバラエティー番組かちょっと色物のコンピュータゲームのキャッチフレーズみたいですね。
結論から言って電気、ガス、水道が滞りなく来ているのならamazonやウーバーなどのお取り寄せが使えなかったとしても余裕じゃないかなと思っちゃいます。
これが無人島だとか江戸時代の話だと食料があっという間に枯渇して詰みだと思うのですがうちには電気冷蔵庫くんがおります。
そして冷蔵庫君の中には相応に食材の備蓄があります。
補充がなくても1カ月くらいでお腹を鳴らすことはないでしょう。
ただ僕は冷凍食品などの完成品を買わない主義なので毎食なにがしか料理をしなければ口に入るものは何もないというのが我が家の備蓄状況です。
この条件を聞いただけで「あ、ギブアップ」なんておっしゃる方もいるかもしれませんね。
って、なんか極端なたとえ話をつらつら書いてしまいましたが何が言いたかったかというとお財布にとって理想の晩御飯というのは買い出しに出かけなくても家にあるもので作れてしまう献立だと思うのです。
諸物価高騰でできるだけ出費は控えたいところ。
財布の紐をほどかない日が多ければ多いほど支出は押さえられるし、買い出しの日を週に1度に限定すれば管理もしやすくなります。
それ以外の日は基本、買い物には行かず冷蔵庫の中を覗いてはこれで何を作れるか?
って考えるのは倹約の第一歩かも。
そのためにはまず武器となる手持ちのレシピを増やすこと。
この料理みたいに「田舎のおばあちゃんが作ってくれたお惣菜」的な料理がいろいろ作れれば強い味方になってくれると思います。
【材料】(1人分)
-調理時間:7分-
- 大根:3cm
- 人参:1/6本
- ごま油:4g(小匙1)
- すりごま:小匙1
[調味料パート]
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 酒:5g(小匙1)
- 味醂:6g(小匙1)
- 塩:ひとつまみ
【作り方】
- 大根、人参は3mm角の細切りにします。
- フライパンにごま油を入れて中火にかけ1.を加えて2分しっかり炒めます。
- 2.に[調味料パート、を加えて絡めながら水気がなくなるまで炒めます。器に移してすりごまを加えよく和えればできあがり。
【一口メモ】
- なんか田舎のおばあちゃんが作ってくれました感のあるお惣菜です。素朴だけど飽きが来ない。出来合いのお惣菜に舌が慣れ切っているとすごく新鮮に感じられる1品ですよ。
- 大根や人参はまるっと1本あれば何品ものおかずを作ることができます。今月は緊縮財政──なんて時には強力な味方になってくれるのでできれば備蓄しておきましょう。
- じゃがいも、蓮根など他の根菜を使っても美味しく作れます。