唐突なつぶやきですが僕はデパ地下が大好きです。
スーパーのお惣菜売り場とは一線を画する高級感。
ショーケースの中の料理がどれも美味しそうに見えること。
それを覗き込んでいるお客さんもみなよそ行きの装い。
特に何を買うでもなくても、ぶらぶらと歩いているだけでワクワクしてきます。
などと書いていると興味が湧いたのでデパ地下の歴史を調べてみました。
日本初のデパ地下は名古屋の松坂屋だそうで東京じゃなかったのがちょっと意外。
1936年、昭和11年に誕生だそうです。日中戦争勃発の一年前じゃん。
ちなみに「デパ地下」という呼び名が定着したのは思いっきり最近で2000年。
東急百貨店東横店「東急フードショー」開業がきっかけだそうです。
もっと前から呼んでたような気もするんだけどな。
いずれにせよ、長い歴史を経て今ある華やかなお店に発展してきたのですね。
とはいえ、デパ地下にも難点があります。
それは、どの料理もお高めでエンゲル係数を一気に押し上げちゃうこと^^;
たまになら良いのですがしょっちゅうお買い上げしているとお財布がもちません。
ならばということで、デパ地下風のお惣菜を作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- サツマイモ:半本
- 蓮根:半節
- 白ごま:適宜
- 片栗粉:適宜
- サラダ油:適宜
[調味料パート]
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- 三温糖:9g(大匙1)
- 酢:8g(大匙1/2)
【作り方】
- サツマイモは皮付きのまま5mm厚の輪切りに切って10分水に晒します。これをざるに揚げて水気をよく切り片栗粉をまぶします。蓮根も1cmの角切りに切って片栗粉をまぶします。
- フライパンにたっぷり目のサラダ油を入れて中火にかけサツマイモを投入して軽く焼き色が付くまで炒めます。これを一旦別皿に移します。
- 2.と同じ要領で蓮根を炒めて焼き色を付けます。サツマイモを戻して[調味料パート]を加え絡ませるようにしながら水気がなくなるまで炒めます(焦がさないように注意)。
- 火を止めて白ごまを加えよく和えればできあがり。
【一口メモ】
- 作りたての熱々は最高です。サツマイモの甘さと酢の酸味のバランスが良く、おかずのようなおやつのような不思議な味です。
- 鶏肉を加えるとよりリッチなおかずになります。その場合、酒と醤油を3:1で合わせて下味をつけて下さい。
- 片栗粉をまぶすとどうしても油を吸ってしまうのでカロリーが気になる方はサツマイモの片栗粉を抜くのもありです(蓮根は片栗粉必須)。ただ、調味料は片栗粉があった方がよく絡みます。