給食のおかずは全国どこでも同じようなものだと思っていたのですが案外地方色があるそうです。
例えば北海道の小学校ではじゃがバターが出るとか。
直接調べたわけではないのですが「こち亀」で扱われていたネタであの作品のリサーチはかなりしっかりしているので信憑性は高いんじゃないかな。
じゃがいもにバターというのは言わずと知れた好相性な取り合わせでフランス料理やドイツ料理でもよく扱われます。
日本ではふかしたじゃがいもに十字の切り目を入れてバターをぽんと載せるスタイルがメジャーですよね。
あのじわっと融け出したバターをじゃがいもと一緒にかじる瞬間が僕は大好きです。
じゃがバターにはいろいろアレンジがあるようで北海道ではイカの塩辛を載せるのがメジャーらしい。
福岡あたりでは明太子を載せたじゃがバター明太子というのがあるそうですし案外じゃがバターに海鮮というのは合うのかもしれません。
この料理もじゃがバターにある種の海鮮を加えたもの。ちょっと斜め上の発想っぽいですが美味しいんですよ。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- じゃがいも:2個
- バター:12g(大匙1)
- かつお節:3g
[調味料パート]
- 濃口醤油:24g(大匙1+小匙1)
- 味醂:12g(小匙2)
- 砂糖:3g(小匙1)
【作り方】
- じゃがいもは皮を剥いて1cm厚の半月切りにし、電子レンジの500ワットで2分チンします。 ※そのまま食べたり潰すのならレンチンの時間は2分半くらいですが火を通し過ぎると炒める際に崩れ易くなるのでレンチンの時間は短めにします。
- フライパンにバターを入れて中火にかけます。融け始めたらじゃがいもを加えてそのままいじらずに1分ほど焼いて焼色を付けます。裏返して同様に焼きます。
- 2.に[調味料パート]を加えて炒りつけながら水気がほぼなくなるまで炒めます。これを器に移してかつお節を加え、よく和えればできあがり。
【一口メモ】
- ほくほくしたじゃがいもに定番の甘辛味。かつお節の香ばしさが良いアクセントになっています。老若男女に関わらず万人ウケする料理じゃないかな。
- 手早く作れるのでお弁当のおかずにもオススメ。晩酌で、何かちょこっと肴がほしい時にも便利な一品ですよ。
- じゃがいもを人参に置き換えて作っても美味しいです。お好みで七味唐辛子を振ると甘さが強調されてメリハリの利いた小鉢になります。