お手頃な料理アレンジの手法のひとつに「よく知っている料理の主食材を別のものに変える」というやり方があります。
例えばパスタソースの多くはうどんや蕎麦と合わせても違和感ありません。
ステーキや青椒肉絲の肉をこんにゃくや豆腐に置き換える発想もこの手法のひとつですね。
山芋は生でも食べられる食材なので扱い方の自由度も高くお値段もお手頃。
けっこう便利なアイテムです。
味は淡白で幅広い味付けに馴染むので肉料理のアレンジにももってこい。
ということでチキン南蛮的なものを食べたかったのですがあいにく鶏肉の手持ちがなかった。
代わりに野菜室にあった山芋を使ってアレンジ料理に挑戦してみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:15分-
- 山芋:10cm
- 玉ねぎ:1/4個
- ゆで卵:1個
- 福神漬け:少々
- 薄力粉:9g(大匙1)
- サラダ油:12g(大匙1)
- 青のり:適宜
[調味料パート]
- 酢:30g(大匙2)
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- 砂糖:9g(大匙1)
[タルタルソースパート]
- マヨネーズ:24g(大匙2)
- トマトケチャップ:5g(小匙1)
- レモン果汁:5g(小匙1)
- 塩、ブラックペッパー:少々
【作り方】
- ゆで卵を作り冷水で急冷して殻を剥きます。これを粗みじん切りにします。これと福神漬け[タルタルソースパート]をボウルに合わせてよく和えます。
- 1.をやっている間に玉ねぎは細切りにして5分間水(分量外)に晒して水気を切りみじん切り、1.のボウルに加えます。山芋は皮を剥いて5mm厚の短冊に切ります。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ山芋を重ならないように並べて両面に焼き色が付くまで焼きます。これに[調味料パート]を加えて絡めながら水気がほぼなくなるまで炒めます。
- 3.を皿に盛って2.のタルタルソースをたっぷりかけ青のりを散らせばできあがり。
【一口メモ】
- まんまチキン南蛮の味です。しかも動物性油脂はゼロなのでヘルシー。それでいて腹持ちが良く満足感の高い一皿ですよ。
- このレシピの段取りポイントは一番時間のかかるゆで卵(8~10分)を作っている間に残りの作業をこなすこと。工程1.より3.の方が早く終わっているというのを目安にすれば手早く作れます。
- タルタルソースは意外に簡単に自作できます。けど卵を茹でるのも面倒!という方は写真のように単にマヨネーズをかけるというのもありかな。