「くくんば!」昔、ユースケ・サンタマリアが英語教員の役をやっていて教室で発音した英単語です。
「先生、それcucumber(キューカンバ)」って、生徒にダメ出しされていましたっけ。
英語できゅうりはcucumberと言います。
微妙に日本語と音が似ているのが面白いですよね。
けど、注目すべきは独自の一語で表現されていること。
たとえば、茄子は英語でeggplant(卵型の植物)と言います。
元からあったものではない外来の野菜で(インドから来たらしい)、あとから名前を付けたことが伺えるネーミングです。
きゅうりは英語圏に元からあった野菜ということなんでしょうね。
なので、きゅうりの食べ方はサラダからピクルスまで英語圏でも多彩です。
そういう日本でも大化の改新の時代には食べられていたらしいので馴染みの深い野菜なのです。
漬物というと手間ひまかかりそうって印象がありますが、今日の料理などは15分も漬け込めばもう食べられます。
茄子の涼味に是非どうぞ。
【材料】(2人分)
-調理時間:30分-
- きゅうり:1本
- 塩:1g(小匙1/6)
[漬け込みパート]
- 酢:15g(大匙1)
- はちみつ:11g(大匙1/2):なければ砂糖:3g(小匙1)
- 粉辛子(なければ練り辛子):小匙1/2
【作り方】
- きゅうりをすりこぎや包丁で叩いてひしゃげさせ一口大に手でぽきぽき折ります。これと塩をビニール袋に入れて10分漬け込んでしんなりさせます。 ※きゅうりは叩くことでひび割れができて味しみが良くなります。
- 1.に[漬け込みパート]を加えて15分ほど漬け込めばできあがり。冷蔵庫で保存して1週間くらいはもちます。
【一口メモ】
- 酢の酸味とはちみつの酸味のバランスがとても良いです。鼻につんと抜ける辛子の辛味は良いアクセントになっている程度で辛いのが苦手な人でもあまり気にならないと思います。
- すりごまを加えると風味が香ばしくなるのでお薦めかも。
- 茄子やキャベツ、玉ねぎ、人参などいろいろな野菜を加えて阿茶羅漬風にするのもありかな。あと、鷹の爪を加えても良いかも。