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パスタ

数の子パスタ

世の中には年に1度、1日限定の料理というものがあります。

例えば3月3日以外の日に菱餅を食べていたらなんか変ですよね。

2月4日以外に撒いた豆を拾って食べるってのもなんか変。

月見団子はやっぱり中秋の名月の夜に食べてこそです。

ただ、中には「別にそこまで日付縛りにしなくても」という料理もありまして……

例えば「今年は焼き豚をおせちに加えようと思う」と娘に言ったら「やっぱ、焼き豚はお正月だよね。ローストビーフは時々作っているけど、焼き豚は年に1回だし」なんて不思議なことを申しておりました。

いや、焼き豚は年中いつ作って食べても構わんと思うのだが。

同様に我が家では毎年クリスマスに鶏肉の骨付きももでローストチキンを作りますが彼女に言わせると「年に1度しか食べられないと思うからよけい美味しい」のだそうです。

この料理も別に夏に作ってもバチは当たらないのですがクリスマス限定と考えた方がお楽しみ感が倍加するのは間違いないでしょう。

こういった年中行事縛りの料理のほかに1年のうちその時期にしか食べられないあるいは食べない料理もあります。

それは年中行事縛りの料理の残り物で作る料理。

例えばこのパスタなんかも別にお正月縛りなわけでもなんでもないので、いつの季節に食べたって構わないとは言えます。

けど、かと言ってわざわざ高い数の子を買ってきてまで作るかというとまずそんなことはしない。

必然的におせちで残っている数の子を再利用できるタイミングでしか作らない年に1度の料理と言えるでしょう。

【材料】(1人分) 

調理時間:10分-

  • スパゲティ:100~120g
  • 数の子:2、3本
  • 刻み葱:少々

[ソースパート]

  • バター:15g
  • めんつゆ:大匙1
  • 粗挽きブラックペッパー:少々
  • パスタのゆで汁:50g

[ゆで汁パート]

  • 塩:7g
  • 水:600g(カップ3)

【作り方】

  1. [ゆで汁パート]を鍋に入れて強火にかけ沸騰させます。スパゲティを加えて規定時間-1分茹でます。
  2. 1.をやっている間に数の子は5mm角程度の粗みじん切りにします。これと[ソースパート]のパスタのゆで汁以外をボウルに合わせておきます。
  3. パスタが茹で上がったらゆで汁を2.に加えてパスタはざるに揚げます。2.のボウルにパスタを入れてよく和えます。お皿に盛って刻み葱を散らせばできあがり。

【一口メモ】

  • バターがうそみたいに数の子に合います。やっぱ、バター醤油はすべてを解決する黄金ソースなのかも。ちょっと贅沢な具材ですがめっちゃ美味しいですよ。
  • このレシピの段取りポイントはパスタが茹で上がるまでに残りの工程を全て済ませること。そうすれば10分くらいで戴きますができちゃいます。
  • 仕上げのトッピングは刻み葱以外に焼き海苔や胡麻なんかもOK。ざる蕎麦と同じ感覚の薬味ならなんでもありです。
  • お好みで[ソースパート]
  • にわさびを加えても美味しいですよ。

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