もう長いことやっていませんが独身だった頃、結婚してからもけっこう長い間、僕はいっぱしのゲーマーでした。
帰宅したらまずゲーム機の電源を入れ、1日のかなりの時間を費やしてゲームに没頭していましたっけ。
お気に入りのジャンルはRPGでしたがバイオハザードシリーズのようなアクションホラーもけっこうやったなぁと振り返って思います。
あの種のゲームのシナリオはだいたいゾンビのような雑魚キャラを倒して進んでいくと中ボス、そしてラスボスと遭遇するのがお約束です。
けどね、やった人ならわかると思うのですが本当に戦闘がしんどいのはボスキャラじゃなくてわらわらと湧いてくるゾンビの方なんですよね。
一体一体はたいして強くないけど数が多い。
どれかに気を取られているといつの間にか他のやつが背後に忍び寄っていたりして気を抜く暇もありません。
話は変わって、娘たちは僕のレシピのメモをけっこう活用してくれているのですがよく「なんでこんなレシピを載せてるの? これってあっちのレシピを知ってたらすぐ応用が利くじゃん」なんて質問されます。
そう僕のレシピメモの中にはラスボス級のそれこそレストランで出されてもおかしくない料理も存在するのですが多くは顔の見分けもつかないようなゾンビ級の料理だったりするのです(なんかこのたとえはヤだな(笑))。
けどね、非日常を演出できるラスボス級の料理なんて毎日食べていたら飽きちゃいます。
反面、ゾンビ級の料理は毎日食べても飽きがこないものが多い。
つまり日常的な料理と言えます(日常的なゾンビがいたらヤだけど)。
そんなゾンビ級料理の種類がちょこっとしかなかったらそれこそ悲劇。
「また、これか」と作ってる本人がうんざりしちゃいます。
顔の見分けもつかないゾンビであっても少しずつ動きや特徴が違うもの。
そのバラエティーの豊かさこそがゲームに引き込まれる大きな魅力なのです。
それと同じで似たりよったりの料理も種類が多ければ選択する楽しみがあります。
だからこそ、ちょこっと目先を変えたこんなパスタ料理でもマメに記録しているのですよ>娘たち
【材料】(1人分)
-調理時間:2時間10分-
- スパゲティ:100~120g
- 梅干し:1粒
- 大葉:1枚
- ツナ缶:1缶
[茹で汁パート]
- 塩:7g
- 水:600g(カップ3)
【作り方】
- [茹で汁パート]を鍋に入れ沸騰させます。これにスパゲティを加えてパッケージに記載の量-1分茹でます。
- 1.をやっている間に梅干しは種から外して叩きます。大葉は細切りにします。ツナ缶を開けて汁をフライパンに入れておきます。
- パスタの茹で終わり1分前になったら茹で汁をお玉一杯分2.のフライパンに移して強火にかけます。煮汁が半分程度まで減ったら茹で上がって湯切りしたパスタを投入し手早く和えます。これにツナと梅干しを加えて手早く和え火を止めます。
- 3.を器に盛って大葉をトッピングすればできあがり。
【一口メモ】
- ほんのりと梅の香りがする酸味と大葉の清涼感がすがすがしい和風パスタです。夏の暑い季節には特にオススメの一品ですよ。
- もう少し調味料を足したくなるかもしれませんが[茹で汁パート]にも塩が入っていますしツナ缶の汁も十分味が付いているので特に追い足す必要はありません。
- パスタを流水で〆て冷製パスタとして食べても美味しいですよ。その場合は3.の工程を省いてツナ缶の汁ごとツナと梅干しを加えて冷たいまま和えてください。
- お好みで鰹節、ごま、焼海苔などを加えても楽しいです。