我が家(実家)に初めてカップラーメンがやってきたのは僕が小学生の頃でした。
父が勤めていた工場の夜勤で夜食に出たカップヌードルを持って帰ってきたという経緯だったと思います。
うちは祖父母、両親に妹2人のサザエさん一家的な7人家族。
その全員が集まって生まれて初めて見るカップラーメンをまじまじと見ていた光景は今思うとけっこうシュールでしたね。
その後、みんなで試食しようという流れになったのですが長妹が蓋を豪快にベリっと全部剥がしてしまい。
「おい、これ、この状態で作れるのか? 半分剥がしてって書いてあるぞ」
と大騒ぎになったのも懐かしい^^;
袋入りラーメンも発売当初は高級品のイメージが強くてお母さんが小さな子供と1袋をシェアして食べたりしたと聞きます。
今考えるとにわかには想像しづらい光景ですがそれだけ袋入りラーメンも、カップ麺も僕らの生活にしっかり浸透してごく当たり前でジャンクな食べ物になったということでしょう。
なので、原点回帰。
何の変哲もない袋入りラーメンを世界にひとつしかない料理に改造できないかと思いチャレンジしてみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 袋入りラーメン(醤油味):1袋
- 豚ミンチ:30g
- ししとう:数本
- ごま油:少々
[スープ用調味料]
- 酢:5g(小匙1)
[調味料パート]
- 豆板醤:3g(小匙1)
- はちみつ:7g(小匙1)
【作り方】
- ラーメンのパッケージに書かれた規定量の水に[スープ用調味料]を加えてひと煮立ちさせ普通にラーメンを作ります。
- 1.をやっている間にししとうは5mmの小口切りにします。フライパンに豚ミンチ、ごま油、[調味料パート]を合わせてよく和えます。これを中火にかけて肉の色が代わり始めたらししとうを加えてししとうに焼き色が付くまで炒めて火を止めます。
- ラーメンを丼によそい2.をトッピングすればできあがり。
【一口メモ】
- はちみつの甘味に「いうほど辛くないじゃん」と騙されますがじわっじわっと辛くなってきます。楽しい。スープのほのかな酸味も良い感じ。
- このレシピの段取りポイントはラーメンを作る間に具材を切る工程から仕上げまで終わらせること。そうすれば数分でいただきますができます。
- ししとうは辛味の強いものがオススメです。ししとうの代わりに青唐辛子を使うのもありですよ。
- 蜂蜜の代わりに甜麺醤を使うのもあり。いかにも中華って風味になります。