家でも作れるけどお店で食べると一味違う。
屋台で買って道端で食べるとまたひとしお。
焼きそばってどこかノスタルジーを感じさせるジャンクフードだと思います。
その発祥はよくわかっていないようなのですが少なくとも戦前に「浅草でソース焼きそばが大流行」なんて文献があるそうですから大正から昭和初期にかけてすでに東京などでは売られていた料理のようです。
他の料理とのコラボも豊富で焼きそばパンなんて聞くと学校の購買部を思い出す人も多いのではないでしょうか。
お好み焼きと合体したモダン焼き、ご飯と合体したそばめしなどなど躊躇なく炭水化物とコラボしていますね。
麺も中華麺だけでなく焼きうどん、焼きスパゲティなど麺類ならなんでも「とりあえず焼いてみる」というのはもはや日本人気質と言っても過言ではないのでは?
九州では和蕎麦を焼いた料理なんかもあるみたいです。
なんでもありだなぁ。
なので、盛岡冷麺の麺を炒めた「焼き冷麺」があってももはや驚きはしないのですが、焼いた時点で「冷」麺とは呼べないじゃんとツッコみたくはなります。
【材料】(1人分)
-調理時間:8分-
- 盛岡冷麺の麺:1玉
- 盛岡冷麺のタレ:半袋
- 豚バラ肉:50g
- 白菜キムチ:30g
- ニラ:半束
- サラダ油:少々
[仕上げパート]
- ごま油:少々
【作り方】
- 麺を茹でるお湯(分量外)を沸かします。待っている間に麺を半分に切っておきます。お湯が湧いたら1分半茹でてザルに揚げ水気を切ります。
- 1.をやっている間に豚バラ肉、白菜キムチは食べやすい大きさに切ります。ニラは2cmのざく切りにします。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ2.を加えて豚肉の色が変わるまで焼いて一旦皿に取っておきます。
- 3.に1.の麺と盛岡冷麺のタレを投入して中火で炒めます。3.を戻してさっと炒め[仕上げパート]を加えてさっと混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- 独特のコシの強さがあとを引く美味しさです。濃厚なタレ&キムチの味付けもソース焼きそばとはまた違ってなんか新鮮。
- 追加の具材としてはコーンやオクラなどの生で食べられる野菜なんかが合いそうです。あと、薄焼き卵を焼いてオム焼きそば風にしても美味しいんじゃないかな。
- 盛岡ではけっこうポピュラーな料理らしくメニューに加えているお店も多いとか。中には揚げ冷麺なんてもはや冷麺でもなんでもないメニューがある店もあるそうな。