文献によるとキムチが韓国の歴史に登場するのは13世紀くらいのことらしいです。
当時は今のように唐辛子を使ったものではなく辛くなかったようですね。
で、ちょっと意外なのですが今の辛いキムチの誕生は日本がもたらしたものらしい。
元々、韓国には唐辛子は自生しておらず16世紀頃に日本から伝来された外国の植物だったんだそうです。
一説では秀吉が朝鮮出兵の折にもたらしたとか(あくまで一説で別の説もあるので定説じゃないです)。
そして20世紀は1980年代、突如沸き起こった激辛ブームに乗って大量のキムチが今度は日本に輸入されます。
多くのとんでもなく辛い商品が登場し、あっという間に消えていった中で21世紀に受け継がれた料理もあります。
そのうちの一つが『豚キムチ』かな。
誰が思いついたのか知りませんが豚肉とキムチを炒め合わせただけのこの料理すっごく美味しいですね。
今回はちょっと変化球でチャーハンにしてみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- ご飯:1膳分
- 卵:1個
- サラダ油:12g(大匙1)
- 豚肉(ミンチでも可):50g
- 白菜キムチ:適宜
[調味料パート]
- オイスターソース:6g(小匙1)
- 濃口醤油:3g(小匙1/2)
- ホワイトペッパー:少々
【作り方】
- 豚肉は細かい乱切りにします。卵はよくほぐしておきます。
- フライパンか中華鍋にサラダ油を入れ強火で煙が立つまで熱します。これに卵を加えて手早く混ぜご飯を加えてよく和えながらパラパラに炒めます。一旦、これを皿に取ります。
- 2.のフライパン(又は中華鍋)に豚肉を加えて色が変わるまで炒めます。これにキムチを加えてざっと炒めます(キムチの汁も加えましょう)。
- 3.に2.と[調味料パート]を加えてよく和えながら炒めればできあがり。
【一口メモ】
- 定番中の定番ですが鉄板の美味しさです。しかも結構安上がりで家計に優しい。給料日前にボリュームのあるものが食べたくなったら作ってみましょう。
- 白菜キムチを使っているので自動的に野菜も摂れる一品ですができれば細切りにした玉ねぎや人参、きのこ類など加えると更に栄養価アップします。
- 辛さに物足りなさを感じる方は豆板醤かコチジャンを少し加えてみて下さい。一味唐辛子を加えて突き抜ける辛さに仕上げるのもありだと思います。