ネットで丼ものの人気ランキングというのを見かけました。
1位はカツ丼ですって。
さもありなんと思ったのですが鰻丼が6位くらいだったのが釈然としない。
いやいや、食べられるなら鰻丼の方が良いという人も多いんじゃないのかなぁ。
けど、段違いに高いからなんて考えちゃいました。
なんかマクドナルドのハンバーガーとフレンチレストランの肉料理のどっちが好き?
って勝負をしているみたいで、勝負している土俵がそもそも違う感じ。
そこまで考えて当初の検索の目的を思い出しました。
そうそう、新しい丼ものの開発がしたくて参考になる情報を探していたのでした。
ご当地丼なんかには思いも寄らないアイデアが転がっているんじゃないかなと思ったのですがなかなかヒットしない。
やたら海鮮丼が多い。
ま、四方を海に囲まれた国ですから魚介自慢の土地柄は多いのでしょうけど家で作る丼の参考にはなりません。
最終的にたどり着いた結論。
普通におかずにしても美味しい料理を一品作ってご飯に載せる──それが丼の原点じゃないかなということ。
丁度、夕飯のおかず用に買ってきていたレバーがあったのでシェアしてこんな料理を作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:18分-
- ご飯:1膳分
- 鶏レバーと心臓:150g
- 強力粉(なければ薄力粉):適宜
- ブラックペッパー:少々
- ごま油:少々
- 青のり:適宜
[調味料パートA]
- 焼肉のたれ:9g(大匙1/2)
[調味料パートB]
- 焼肉のたれ:6g(小匙1)
【作り方】
- 鶏レバーと心臓は10分水に浸けて血抜きをします。これを3mm厚くらいに薄くスライスして血の塊を丁寧に取り除きます。これに強力粉(なければ薄力粉)とブラックペッパーをまぶします。
- フライパンに胡麻油を入れて中火にかけ1.を加えて両面こんがりと焼きます。
- [調味料パートA]を加えて絡ませながら水気がなくなるまで炒めます。[調味料パートB]を加えてさっと炒めて火を止めます。
- [調味料パートB]の焼肉のタレはご飯の味付けに使いますので水気のあるうちに日を止めます。
- 丼にご飯をよそい3.を焼肉のタレごと載せます。青のりを振りかければできあがり。
【一口メモ】
- 試作品ですが予想以上に美味しくてびっくり。ちょっとクセのあるレバーがかえってヤミツキになります。
- けど、この料理が美味しいのって市販の焼肉のタレの手柄だよなぁ。なんかちょっと複雑な気分。
- お肉などを焼く際は薄力粉より強力粉のほうがカリッと焼き上がるのでオススメです。
- レバーの煮物などではもっと時間をかけて血抜きをしたほうが良いのですが、この料理はレバーの臭みも楽しんじゃう料理なので水に浸ける時間は10分程度で十分です。