実は今ちょっと構想している短編ミステリーに親子丼が出てきます。
7歳の時に里子に出された高校生(重病で入院中)の実父を主人公が探す話で、手掛かりは飲食店をやっていた実父が最後に出してくれた料理のみ。
高校生の記憶ではそれは親子丼なのですが、訪ね当てた商店街(その中の一軒であることは間違いない)にあったのは、イタリアンレストラン、フレンチビストロ、中華飯店、ロシア料理店の四軒のみ。
どういうこと? となる話です。
ということで(何がだ)、親子丼の可能性の研究も兼ねて近いうちにイタリアン親子丼とか中華風親子丼など作るかも。
とはいえ、今日はそろそろ使わないといけない山芋を加えてとろとろの親子丼にしましたというレシピです。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- ご飯:1膳分
- 鶏胸肉:50g
- 卵:1個
- 玉ねぎ:1/4個
- 山芋:2cmくらいの輪切り
- 三つ葉:数本
[煮汁パート]
- だし汁(水+鶏ガラスープの素少々でOK):75cc
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- 酒:7g(大匙1/2)
- 味醂:6g(小匙1)
- 砂糖:5g(大匙1/2)
【作り方】
- 鶏肉は7mm角の角切りにします。玉ねぎは幅5mm程度の細切りにします(火の通りを良くするために細めに切ります)。三つ葉は葉を外して軸を1cm程度の長さに刻みます。卵をよくほぐしてここにおろした山芋を加えよく混ぜます。
- フライパンに[煮汁パート]を張り、鶏肉、玉ねぎ、三つ葉の軸を加えて強火にかけ煮立ったら弱火にして蓋をし2分煮込みます。
- 2.に卵を流し入れ三つ葉の葉を散らして蓋をし、中火で30秒。火を止めて1分蒸らせばできあがり。ご飯に回しがけて戴きます。
【一口メモ】
- 卵と山芋のふわふわ感が楽しいです。結構、腹持ちもよくお腹が膨れます。
- 味は結構薄味ですので物足りない方は濃口醤油と味醂を足してください。