とんぶりはホウキギ(ホウキグサ)の実を加工した食品で秋田の名産です。
実と言ってもキャビアやとびっこくらいの大きさで口に含むとプチプチつぶれる食感が楽しめるので一名「畑のキャビア」とも呼ばれます。
名前の由来はブリコ(ハタハタの卵巣)に似た唐から来たものということで「とうぶり」と呼ばれていたのが転じたと言われています。
飢饉の折、ほうきの原材料にしていたホウキギの実をなんとか食用にできないかと工夫した努力が実を結んで今では秋田の名産品になったとか。
納豆やすり下ろした山芋に混ぜるとプチプチとした食感が楽しめますがそれ以外にもこんな食べ方ができます。
【材料】(1人分)
-調理時間:3分-
- 熱々のご飯:1膳分
- とんぶり:適宜
- 生姜:ひとかけ
- 鰹節:ひとつかみ
- 濃口醤油:5g(小匙1弱)
- 塩:ひとつまみ
【作り方】
- 生姜は微塵切りにします。
- 全部の材料をご飯と合わせてよく混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- プチプチとした食感も楽しいのですが、味は総じて猫まんま^^; あれが好きな人はきっとハマります。
- オプションで納豆と納豆のタレをプラスするのもあり。その場合は醤油は控えめに。
- とんぶりはお弁当の小さなおかずにまぶしてやると食感が変わって喜ばれますよ~