炊き込みご飯は大好き。けど、仕込みが手間でめんどくさい。
という方におすすめなのが混ぜご飯。
普通に炊いた白ごはんに具材と調味料を後から混ぜ込む料理ですね。
炊き込みご飯の強みはしっかり利いた出汁の旨味を炊き込みながら米に染み込ませることですが、混ぜご飯だって負けてはいません。
しっかり挽いた出汁を混ぜ込めば米の芯までそれが浸透していなくても十分美味しい。
出汁と米を同時に口に入れてしまえば同じことです。って、身も蓋もないな。
ということで、旬のぶりを使って混ぜごはんを作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分(ブリをヅケにする時間は含めていません)-
- ぶりの刺身:100~150g
- 炊きたての御飯:2膳分
- 刻み海苔:適宜
[調味料パート]
- 濃口醤油:12g(小匙2)
- 酒:7g(大匙1/2)
- 味醂:9g(大匙1/2)
- 砂糖:3~5g(小匙1~小匙2弱)
- 針生姜:スライス2~3枚分
【作り方】
- ぶりは2cm角程度のさいの目切りにし、小鍋に[調味料パート]と合わせて1時間以上漬け込みます。
- 1.をやっている間に白いご飯を炊きます。
- 1.の小鍋を強めの中火にかけてひと煮立ちさせそのまま1分ほど炒めて煮汁を半分以下にします。 ※ブリは火を通し過ぎず半生の状態に仕上げます。
- 3.をご飯の上に乗せて蓋をして3分蒸らします。よく混ぜてお茶碗によそい刻み海苔をトッピングすればできあがり。
【一口メモ】
- 脂の乗ったブリの旨味と焼海苔の香ばしさが口の中いっぱいに広がって至福のひと時を楽しめます。生姜の清涼感が味をキリッと引き締めているのも良い。
- ぶりの分量に幅を持たせていますが要は具が多いか少ないかだけの話ですのでご予算に合わせて。この料理の主役はブリの旨味が染み出した調味料の方にこそあるのです。
- ご飯は少し硬めの方がおすすめ。調味料が加わって程良い柔らかさに馴染みます。
- できればご飯は炊きたての方がおすすめですがなければ、冷凍ご飯をレンチンして下さい。ご飯がアツアツであることも美味しさの重要な鍵になります。