ラブコメ系アニメには話数によって「●●回」なんて揶揄を込めて呼ばれるお約束のイベント回がよくあります。
たとえば季節が夏なら「夏祭り回」。
浴衣を着て来たヒロインに主人公がドキドキしたり、夜店をはしごして美味しいものを買い込んだり、射的や輪投げなどのイベントも定番。
後半ではふたりがはぐれてお互いを探し回り、暗い夏の夜空の下で邂逅したふたりが見つめ合う中、大きな花火が上がる──って書いてて恥ずかしくなってきた。
もはやテンプレートというのもおこがましいお約束のオンパレードなイベントです。
あるいは「水着回」。
せっかくの夏休みだし──ということでクラスの綺麗どころとプールや海に行っちゃう回。
見どころはヒロインたちの水着姿。
このシーンって視聴者サービスであると同時に作画班へのサービスでもあるって聞いたことがあるな。
服を書かなくてよくて(服を動かすのは大変らしい)肌色が多くて線が少ないカットは作画のカロリー(=労力)が低くちょっと楽ちんなんですって。
季節が年末ならクリスマス、お正月など。
ヒロインが気合を入れてオシャレした私服や晴れ着姿も見どころです。
こうやって振り返ってみると●●回にはひとつの共通点がある気がしてきました。
それは……
ヒロインの普段見せない装いを見ることができる。
学園物ならヒロインは普段は制服です。
それが──浴衣に。
水着に。
ちょっと大人っぽい私服に。
晴れ着に着飾る。
なんとも分かり易いファンサービス!
言い尽くされた話ですがかように女性は着るものひとつ、髪型ひとつでがらりと雰囲気が変わります。
けど、それは女性だけの特権じゃありません。
料理だって同じこと。
見慣れたはずのカレーだってちょっと手を加えるだけでまるで違うスープ料理に変貌するのです。
騙されたと思ってぜひお試しあれ。
【材料】(1人分)
-調理時間:3分-
- 残り物のカレー:1人分
- 牛乳:60g(60ml)
- コンソメスープの素(顆粒):3g
[スパイスパート]
- ホワイトペッパー:少々
- クローブ(パウダー):少々
- シナモン:少々
- ナツメグ:少々
- グラニュー糖:ひとつまみ
【作り方】
- 鍋にカレーと牛乳、コンソメスープの素を合わせて中火にかけひと煮立ちさせます。
- [スパイスパート]を加えてよく混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- なんか目から鱗の1品でした。カレーライスではご飯もののソースとして機能しているルウがおかずになっている。しかも手間は一瞬。そして美味しい。
- おススメの食べ方はご飯をお茶碗によそいおかずとしてご飯と交互に食べること。カレーライスと何がちゃうねんというなかれ。これはあくまでシチューなのです。って、「シチューをおかずにしてご飯を食べるのはなし」派の人には響かないかな(笑)
- 元がカレーライス用のルウなので具沢山なのも嬉しいポイントです。
- ルウを牛乳で伸ばしてサラサラにする分、風味が薄まります。なのでコンソメスープの素とスパイスを加えて改めて風味を強化しましょう。