僕はわりとマメにレシピの手控えをPCに整理・分類して片付けております。
最古のたまに古いレシピは2008年2月17日。
16年も前のレシピか──ちょっと歴史を感じますね。
お題は「アメリケーヌソース」とありますね。海老の頭や殻などで出汁を挽くフレンチのソースですがまた凝ったものをいきなり書いたもんです(笑)
で、そんな手控えをたまに読み返してみることがあるのですが「今ならこうは作らないよなぁ」と思うものも多々ある中、「お、これ旨そうじゃん」なんて書いたことをすっかり忘れていたレシピを復刻させてみたくなることもあります。
今日のレシピを書いたのは2012年6月30日。
干支がひと回りするくらい昔だな。
で、読んでみると意外と美味しそうだったのでこのブログに復刻させようと思いました。
■以下、2012年6月30日のレシピメモからです■
来週からいよいよ7月。
夏本番という感じですね。
子供の頃はもうすぐ夏休みというだけで気分が高揚したものですが、社会人になってからはあまりこれといって感慨もなく。
ただ、ただ、暑い~って感じです。
ということで、せめて食卓ではひんやり涼しい料理を楽しみましょうということでこれを作ってみました。
って、大根が頃合いに余っていたからなのですが……「
(あと、牛肉うでバラが100g78円だったというのも大きかった)
冷やして頂く麺類の汁に柑橘系というのはことのほか合うようで冷麺のレモン風味などメジャーですけどゆずはまた違った趣があると思います。
【材料】(1人分)
-調理時間:15分(タレを冷やしたりお肉の味滲み時間は含めていません)-
- うどん:1玉
- 牛肉:50g(なければ豚肉50g)
- 大根:2cm幅くらいの輪切り
- お好みの野菜:トマト、レタス、きゅうりなどサラダに使うような野菜がお薦め
- 白ごま:適宜
[牛肉の下味パート]
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- 味醂:18g(大匙1)
- 酒:7g(大匙1/2)
- 砂糖:4g(大匙1/2)
- 千切り生姜:ひとかけ分
[麺汁パート]
- 鰹出汁:100cc+麺つゆ(パッケージに指示のある分量)
【作り方】
- 水と麺つゆを合わせて冷蔵庫で冷やします。[牛肉の下味パート]をフライパンに入れて強火にかけ煮立ったら牛肉を加え火が通り次第火を止めます。そのまま食べるまで漬け込んで味を染み込ませます(30分以上推奨)。できれば、牛肉は冷めたら器に移して冷蔵庫で冷やして下さい。
- うどんを普通に茹でます(冷水で〆ると硬くなるのでパッケージの指示より短い茹で時間にしないこと)。その間に大根おろしを作り、野菜を適当な大きさに切ります。
- 茹で上がったうどんを流水で〆、さらに氷を加えて冷やします。うどんをざるに揚げて水気をよく切り皿に盛ります。その上に野菜と牛肉を盛り付け牛肉の煮汁もかけます。仕上げに[麺汁パート]を回しがけ白ごまを振ればできあがり。
【一口メモ】
- 1.の準備工程だけ早めにやっておけばあとは普通におうどんを作る時間感覚で作れちゃいます。
- 大根は冬野菜なので夏場はあまり常備しないことが多いですが、さっぱりした風味はとかく暑苦しくなりがちな肉料理や麺類に涼味を運んでくれるので実は夏にこそ便利なアイテムかもしれません。
- 大根おろしは通常葉に近い方が甘くて良いといわれますが、このシーズンは逆に先っぽの方の辛みがより涼味を増してくれるように感じました。安くて量が多いのでお薦め。