『今日の夕食はイタリアン!!』というとなんだかお洒落でちょっと気合の入ったディナーを想像してしまいますが、新潟に行くといささか事情が違うようです。
新潟で『イタリアン!!』といえば、ご当地B級グルメの『イタリアン』を思い浮かべるらしいのです。
そもそも、B級グルメの料理名にまんま『イタリアン』って付けているあたり大胆というか不敵というか大物感を感じさせますが、その実態は「洋風ソースの載った焼きそば」という表現が一番近い気がします。
かけるソースはトマトソースがメジャーなようですがそれ以外にもカレーソース、ホワイトソース、エビチリ、麻婆豆腐など多種多様。
トッピングもハンバーグ、オムレツ、チーズ、鶏の唐揚げととにかく種類が多いそうです。
「またまた~昨今のB級グルメの流行に乗っかって……」というなかれ。
発祥は昭和34年と意外に古い歴史を持つ伝統料理です。
発想は斬新だけど作るのは意外に簡単。
要は焼きそばを作ってパスタソースをかければそれっぽくなるじゃん。
ということで、早速トライしてみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:5分(本格的にミートソースを作ったら20分)-
- 焼きそば(蒸し):一袋
- オリーブオイル:少々
- スライスチーズ:1枚
- ミートソース(市販品も可):1人分
- ドライパセリ:少々
- 粗挽き胡椒:少々
【作り方】
- 焼きそばをお皿に入れてラップをかけ電子レンジで1分チンします。
- フライパンにオリーブオイルと焼きそばを入れて軽く焦げ目が付くまでしっかり炒めます。
- 2.にミートソースをかけてよく和えます。その上にスライスチーズを1枚載せて弱火で1分蒸し焼きにしてから火を止めます。
- 3.をフライ返しで掬って皿に盛り、ドライパセリと粗挽き故障を散らせばできあがり。
【一口メモ】
- 予想の範囲内の味ですが、意外と合っているかも。ちょっとパスタに飽きたときに目先を変える意味では楽しいです。
- 麺はコシが強い方がお勧めかな。焼きそばはスパゲティよりかなり柔らかいのでかた焼きそば風にきつね色になるまでしっかり焼いた方が良い気がします。
- アラビアータ、カルボナーラ、ボンゴレ、ペスカトーレ、ジェノベーゼ……、今、スーパーには実に多くの種類のパスタソースが並んでいます。これにから揚げやハンバーグなどトッピングを組み合わせていけば一か月くらい献立に悩むことはないでしょう……って、2日目には家族からクレームが出そう^^;
- 皿うどんにパスタソースをかけるというのも面白そうだなと今、思っています。あの硬麺だけ買ってきてやってみようかな。