和風の麺のなかでもうどんやそうめんは味が淡白でクセがないのでどんなスープにでも馴染みます。
元祖変わり種スープといえばカレーうどんでしょうか。
あれを最初に発明した人は天才だなぁと思います。
けど、カレーに限らず世界中のスープ──フカヒレスープ、トムヤムクン、ボルシチ、ミネストローネ、クラムチャウダー……エトセトラ。
およそスープと名のつくものならなんだってうどんやそうめんと合わせられるのです。
もちろん、そんな外国のスープに手を伸ばさずとも日本にだって美味しいスープはたくさんあります。
ちょっと肌寒い日が続く今日このごろ、熱々のスープが恋しくなってこんなうどんを作ってしまいました。
【材料】(1人分)
-調理時間:15分-
- うどん(乾麺):1束
- ごま油:4g(小匙1)
[具材パート]
- 豚肉(部位はお好みで):50g
- 人参:3cm
- ごぼう:10cm
[スープパート]
- 水:250g(250ml)
- 鰹出汁の素:水250ml分
- 味噌:27g(大匙1.5)
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 味醂:18g(大匙1)
- 酢:5g(小匙1)
- 豆板醤:3g(小匙1/2)
- おろしにんにく:ひとかけ分
[仕上げパート]
- バター:6g(大匙1/2)
【作り方】
- うどんを茹でるお湯を沸かし始めます。それを待っている間に肉は食べやすい大きさに人参、ごぼうは薄切りにします。
- お湯が沸いたらうどんを投入して5分茹でます。それをやっている間に小鍋にごま油と[具材パート]を入れて中火にかけ肉の色が変わるまで炒めます。これに[スープパート]を加えてひと煮立ちさせます。
- うどんをザルに揚げて湯切りをし、2.の小鍋に加えてパッケージに記載された時間-6分間煮込みます。 ※釜揚げの状態になるのでパッケージに記載された時間より1分ほど短めに仕上げるのがコツです。
- 3.を丼に移してバターをトッピングすればできあがり。
【一口メモ】
- ピリッと辛くてにんにく風味のスープがポカポカ体を温めてくれます。仕上げに載せたバターが風味を跳ね上げてくれるのも嬉しい限り。
- この料理の段取りポイントはうどんを茹でる間に同時並行でスープを仕上げること。そうすればお湯を沸かす時間+うどんのパッケージに記載された時間でほぼ完成させることができます。
- 手持ちのうどんが乾麺だったのでこんなレシピになりましたが、生うどんを使う場合は最初から[スープパート]に投入して煮込んで下さい。
- お好みで七味や辣油をかけても美味しいですよ。