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厨房日誌

食べ歩きライフのススメ

関西にいた頃に比べて居酒屋の暖簾をくぐる頻度がぐっと下がりました。


あの頃は週に2、3回は同じ居酒屋に顔を出して似たようなメンツでダベってから帰宅していた気がします。今は月に2、3回ってところかな。

お酒を飲まない人からすると「なんという時間とお金の無駄遣い」って感じるのでしょうけど、僕にとってはとても意義のある貴重な時間で、居酒屋は僕にとって社会人としての視野を広げる学校のようなところだったのです。

職場との往復だけで日々を過ごしていてはけっして得られることが出来ない異業種の人たちの知見や考え方に触れることができて、僕の視野はぐっと広がった気がしています。(お酒を飲む言い訳ではなく^^;)

とまれ、転勤を機に居酒屋通いの頻度が下がりました。下がった理由はいろいろあるのだけれど、ともあれ結果的にお小遣いがかなり残るようになりました。

だったら貯金が増えただろうと思いそうなものですが、言うほどでもなくてその分、週末の昼に出かけて外食することが多くなったのでそれなりに減ります。

贅沢な生活しているなと思う反面、半ばこれは勉強代と割り切っている一面もあります。

 

転勤してから約7年。間違いなく僕の料理のスキルは上がりました。

段取りも格段に良くなったし、味もその辺の定食屋の料理には負けない自信があります。

ただ、銘店と呼ばれる店の味と比べてどうなのかは食べ比べてみないとわからない。

すごく独りよがりな味になっていてまるで違う方向に向かっていないかしらんというのが気になるのです。

なので、千~二千円くらいの皿ですけど、高い評判を得ているお店、多くのお客がリピートしているお店を選んで味を確かめに行っている次第。

お店のチョイスは料理のジャンルで決めることが多く、ラーメン、カレー、丼もの、和食、洋食、中華というようなキーワードを選んで検索サイトやグルメサイトで的を絞ります。

その上でにあまり行ったことがない駅をキーワードにかけ合わせて聞いたこともないお店を探せばターゲット・ロックオン。

インターネット時代ばんざい。

成果は五分五分と言ったところですかね。

これくらいなら、僕でも作れるぞっていう味の店や(おこがましいなぁ)。これはなんか違うと思うときもしばしば。

ま、評価している人の好みと僕の好みがいつも合っているわけではないのでそれは仕方ありません。

けれど、たまに本当に出会うのです。(注:写真はイメージです^^;)

手を合わせたくなるような、ごちそうさまでしたと拝みたくなるような一皿に。

それから何時間かは口の中が料理の余韻で口福に満たされています。

近頃は、検索ワードがマンネリ化してきたきらいがあって新しいワードを模索中。

日本の地方名で攻めるというのもいろいろ試しています。

大阪とか広島とか福岡とか。久しく食べていないふるさとの味に出会いに行くのも悪くないですよ。

けど、もっと鮮烈な出会いを導いてくれるような究極のキーワードがまだまだある気がするんですよね。

ということで、食べ歩きのお店探しのためのキーワードの試行錯誤は続きます。

2020/03/15 Sun.

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