2010年頃、食べる辣油というのが流行りました。
調味料であるはずのラー油に具材がざくざく入っていてスプーンで掬ってそのまま食べられちゃうというコンセプトのアイテム。
それから数年後、これの発展形とも言うべき『牛タン仙台ラー油』というのが話題になりました。
中身の90パーセントが牛タンという。
いや、それはもはやただのラー油をまぶした牛タンなのではとツッコみたくなります。
けど、ツッコんだら製作者はしてやったりと嬉しそうな顔をするんだろうなぁ^^;
これらは調味料が食べ物に変化した例ですが、その逆も世の中にはあります。
食べ物なのに調味料として使えるみたいな。
例えばアンチョビやイカの塩辛はクセのある風味の塩味を付けることができるので洋食などでも重宝します。
辛子明太子などもそのまま単品で食べるよりはご飯にまぶしたり、パスタのソースにしたりすることが多い印象。
そして、キムチも漬物として食べるだけではなく調味料として鍋物や炒め物に加えてピリ辛味を演出できる超便利なアイテムですよね。
【材料】(2人分)
-調理時間:20分-
- サバ:2キレ
- 白ネギ:半本
- ニラ:半束
- 白菜キムチ:100g
[煮汁パート]
- 酒:30g(大匙2)
- 味醂:18g(大匙1)
- 濃口醤油:12g(小匙2)
- 水:150g(カップ3/4)
【作り方】
- サバは十字に包丁目を入れ熱湯をかけて霜降りにします。白ネギ、ニラはざく切りにします。
- 鍋に[煮汁パート]を入れてひと煮立ちさせます。これにサバを皮を上にして並べて煮汁をかけながら2分煮ます。
- 2.に白ネギ、白菜キムチを加えて落し蓋をし、弱火で10分煮込みます。
- 3.にニラを加えて中火で1分煮ればできあがり。
【一口メモ】
- 程よい辛さで体がポカポカします。寒い冬の夜にはオススメのおかず。それに辛いだけではなく独特の甘みもあってけっこう複雑な味になるんですよ。
- サバはそのまま煮ると料理に臭みが出てしまいます。面倒でもお湯を沸かして霜降りしてから煮ましょう。
- 鶏肉や豚肉を使っても美味しいですよ。あと、もっとボリュームがほしいという方にはお餅を入れるのもオススメです。