ほんのちょっと昔。
「生の魚を食べるなんてむり!」
と言っていた外国の方々が今では寿司や刺身を美味しそうに食べているのを見ると日本人としてなんだか嬉しくなります。

「ね、美味しいでしょ」って。
そういう僕ら日本人だって外国では普通に食べられている食材を食わず嫌いで敬遠しているものってたくさんあると思います。
たとえば、「田鶏」。
中国語でデンチーと読むのですが要はカエルです。

カエルは味が鶏肉に似ているからこの名前が付いたらしい。
けど、多くの日本人はその料理に使われているのがカエルと聞いただけで全力で拒否しちゃいそう。
以前、中華料理屋でカエル料理を頂いたことがありますが普通に美味しかったですよ。
というか、美味しくなければ店の評判に関わるのにわざわざ出しませんって^^;
田鶏は中国料理ではわりとポピュラーな食材で鶏肉のような淡白な味がします。

ただ、日本ではなかなか手に入りにくい。
なら田鶏に似た鶏のささみを使って田鶏料理を作ればかなりそれっぽくなるんじゃないかな?そんなことを考えてお弁当のお菜にこんな料理を作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:8分-
- 鶏ささみ:4本
- 片栗粉:適宜
- 揚げ油:適宜
- 椎茸:2本
- 刻みネギ:少々
- 生姜スライス:2枚
- ごま油:少々
[下味パート]
- 塩:1g(小匙1/6)
- 濃口醤油:3g(小匙1/2)
- 酒:10g(小匙2)
- おろし生姜:ひとかけ分
[調味料パート]
- 甜麺醤:3g(小匙1)(なければ味噌:9g(大匙1/2)+砂糖:3g(小匙1))
- 砂糖:3g(小匙1)(甜麺醤の代わりに味噌+砂糖を使う場合は抜く)
- 味の素:少々
- 濃口醤油:9g(大匙1/2)
- 酒:10g(小匙2)
- 鶏ガラスープの素:3g
- 水:15g(大味1)
- 水溶き片栗粉:6g分
【作り方】
- ささみは筋を取って一口大に切り[下味パート]をまぶして5分置きます。椎茸は細切りにします。生姜はみじん切りにします。
- 中華鍋に揚げ油を入れて180度に温めます。待っている間に1.をざるに揚げて水気を切り更にキッチンペーパーで水気を拭き取り片栗粉をまぶします。これを温めた揚げ油に投入して途中ひっくり返しながら3分揚げます。椎茸も揚げ油に投入して30秒素揚げにして油通ししておきます。
- 2.の中華鍋の揚げ油を片付けそのまま洗わずに刻みネギと生姜みじん切りを入れて中火にかけます。香りが立ってきたら[調味料パート]を加えてかき混ぜながらひと煮立ちさせます。とろみが付いたらささみ、椎茸を加えて絡めます。火を止めて仕上げにごま油少々を加えればできあがり。
【一口メモ】
- 甘くて濃厚な味噌ダレがクセになりそう。なるほどカエルは例えばこんな味付けで食べるんだなぁと知ることができる一皿です。
- 本式のカエルは解体にちょっとしたコツがいるそう。いつか手に入ったら練習してみたいですね。そして少し生臭いらしいので下味の酒(できれば老酒)でしっかり臭み消しをするのがポイントだそうです。更に揚げたりないとその臭みが残るのでしっかり揚げることですって。
- ネットにはまだまだ蛙料理のレシピが溢れています。蛙の代わりにささみを使えば手軽に楽しめるものばかりですよ。

