きゅうりと言えばサラダなどに生のまま入れて食べるイメージがありますが実は炒め物にも使えます。
というかきゅうりは炒めることでいろいろ良いことがあります。
- 良いことその1 消化しやすくなります。
きゅうりは食物繊維を多く含んでいますが火を通すことで軟らかくなり腸での吸収を助けます。
- 良いことその2栄養素を効率よく摂取できます。
きゅうりは食物繊維以外にもビタミンC、ビタミンK、カリウムなど多くの栄養素を含んでいます。
炒めることによりこれらを効率よく摂取できるようになります。
- 良いことその3抗酸化作用があります。
きゅうりには抗酸化物質が含まれており、炒めることでこれらの物質がより利用しやすくなります。
抗酸化物質は体内の酸化ストレスを軽減し、細胞のダメージを防ぐ助けとなります。
それ以外にも「炒める際に味付けもできちゃう」とか「炒めることで緑色が鮮やかになる」なんてメリットもあります。
夏場はわりときゅうりが安くなるのでなんとも嬉しい限り。
近頃は欠かさず冷蔵庫にストックしています。
とはいえ生食や浅漬けばかりでは飽きて来ちゃう──ということでちょっと中華料理っぽいこんな炒め物を作ってみました。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- きゅうり:1本
- 豚ミンチ:50g
- ごま油:12g(大匙1)
- 煎り胡麻:小匙1
- 辣油:少々
[調味料パート]
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- 酒:7.5g(大匙1/2)
- 砂糖:3g(小匙1)
- 切り胡麻(なければ煎り胡麻):小匙1
【作り方】
- まな板に塩少々をふりきゅうりをこすりつけるように転がして塩もみします。これを7mm角の棒状に切ります。
- 豚ミンチと[調味料パート]を合わせてよく混ぜます。
- フライパンにごま油を入れて中火にかけます。これに2.を加えて色が変わるまで炒めます。更にきゅうりを加えて1分炒めます。火を止めて煎り胡麻、辣油を加えてざっくり混ぜればできあがり。
【一口メモ】
- 程よいピリ辛風味で暑い夏の日にはぴったりの一皿。暑気払いにぜひお試しあれ。
- 豚ミンチの代わりにこま切れ肉を使っても美味しく作れます。冷蔵庫の中身と相談してこしらえてください。
- 更に辛さが欲しい方は豆板醤をお好みの量加えて辛さを調整してください。花椒を使ってしび辛にしても楽しいですよ。