お弁当を作っていて悩みどころなのはおかずもご飯もお昼時には冷めてしまっていること。
近頃は保温ジャーでも良い物が出ているようで作った時の温かさを楽しめたりするらしいのですが、逆に夏場は傷まないか心配で手が出せずにいます。
あるいは電子レンジOKなんてランチボックスなども登場していて、職場にレンジがあれば温め直して食べられたりするらしい。
僕がいた職場は電子レンジがありましたからランチボックスを買い直せば使えるのですが、根が貧乏性なので問題なく使えているランチボックスを捨てて買い直すというのは抵抗があります。
とはいえ、冬場はホットなお弁当が食べたい ということで、こういった体の内側から温めてくれる料理をお弁当箱に詰めるわけです。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- 鶏胸肉:1枚(約250~300g)
- ごま油:12g(大匙1)
- 水溶き片栗粉:片栗粉9g(大匙1)分
[下味パート]
- 片栗粉:9g(大匙1)
- 酒:7g(大匙1/2)
- 粉山椒:適宜
- 塩:少々
[香味パート]
- 青ネギ:15cm分
- 生姜:ひとかけ
- にんにく:ひとかけ
- 鷹の爪:半本
[調味料パート]
- 中華スープ(中華スープの素をお湯で溶く):100g(1/2カップ)
- トマトケチャップ:15g(大匙1)
- 豆板醤:6g(小匙1)
- 粉山椒:適宜
【作り方】
- 鶏肉は皮付きのまま2~3cm各に切って[下味パート]と合わせてよく揉み込みます。
- [香味パート]の青ネギ、鷹の爪は小口切りに、生姜、にんにくはみじん切りにします。
- フライパンにごま油を入れて中火にかけ2.を加えて香りが立つまで炒めます。これに鶏肉を加えて蓋をし、片面2分ほどこんがりと焼き色が付くまで蒸し焼きにします(焼き色が付いたらひっくり返してまた2分)。
- 3.に[調味料パート]を加えてひと煮立ちさせます。蓋をして弱火で3分煮込みます。
- 4.の蓋を取り強火にして煮立ってきたら水溶き片栗粉を加えてとろみを付けてできあがり。
【一口メモ】
- 豆板醤に鷹の爪、粉山椒というホットな香辛料のオンパレード。辛いのだけど、寒い季節には体の芯からポカポカ温まってきますよ。
- この料理の手際(段取り)は調味料と食材の準備にかかっています。結構、いろいろなものを使いますので工程の最初に手早く調理台に並べましょう。
- 娘が辛いのが苦手なので粉山椒を使いましたがお好みで花椒を使うと中華料理屋の本格麻婆豆腐ばりの辛口料理になります。辛いのが平気な方は是非どうぞ。
- 鶏肉は焼く前に片栗粉をまぶしておくと身同士がくっつかずに済みます。
- 胸肉以外にささみや、白身魚でも楽しめます。白身魚を使う場合は片栗粉をまぶして軽く揚げ焼きにしたものを使って下さい。