鶏肉はリーズナブルで身近な動物蛋白源ですが、普段食卓に上るのはもも肉か胸肉を使った料理が圧倒的に多いですよね。
せいぜい使ってもささみくらい。
けど、焼き鳥屋さんに行ったりすると意外にたくさんの部位があるのに驚かされます。
近頃、マイブームな鶏の部位は「ふりそで」。
手羽元と胸肉の間の希少部位です。
近所のスーパーで扱うようになって初めて知ったのですが、脂肪分は低めですがモチモチとした食感がしっかりしていてとっても美味しい。
それでいて100g/118円がデフォルトという安さ。(注:このレシピのメモを書いた2017年頃の価格です。今はずいぶん値上がりしちゃってるんだろうなぁ)
唐揚げも美味しいのですが、折角脂肪分が少ないのでこの料理のように炒め物か焼き物がお薦めです。
【材料】(1人分)
-調理時間:10分-
- 鶏ふりそで(なければもも肉):100g
- ニラ:1/3束
- しめじ:1/3袋
- 豆板醤:2g(小匙1/3)
- 塩、ブラックペッパー:少々
- 片栗粉:適宜
- サラダ油:少々
[調味料パート]
- オイスターソース:9g(大匙1/2)
- おろしにんにく:ひとかけ分
- 酒:5g(小匙1)
- 砂糖:3g(小匙1)
【作り方】
- 鶏肉は食べ易い大きさに切ります。ニラはざく切りにします。しめじは小房に分けます。鶏肉は塩、ブラックペッパーを振って片栗粉をまぶします。
- フライパンにサラダ油を入れ中火にかけます。十分温まってきたら鶏肉を加えて3~4分、しっかりめに炒めます。
- 2.に豆板醤としめじを加えてさっと炒め、更にニラと[調味料パート]を加えて水気がほぼなくなるまで炒めればできあがり。
【一口メモ】
- 一口食べれば「あ、中華だ」って思える味です。オイスターソースと豆板醤を使うとだいたい中華風になりますね。ふりそでは脂肪分が少ない部位ですので意外とカロリーが低くてヘルシーですよ。
- 片栗粉をまぶすことで炒める時に肉同士がくっつきにくくなります。併せて、フライパンを温めてからお肉を投入するのがポイント、肉の表面がカリッと仕上がります。
- 他にも玉ねぎやピーマン、人参などを加えてお皿を賑やかにすると更に楽しいですよ。