関西に戻ってわりとすぐの頃、休暇を取って病院へGO!
別にどこか悪くしたわけではなく、悪くなってもおかしくないお年頃なので定期的に健康診断を受けているのです。
転勤する前に通い慣らしたその病院は新居から自転車で50分弱。
ほどよく汗をかきました。
で、帰り道。
行きとは別のルートを通ってのんびり自転車を走らせていたらでっかい市場を発見!
産地直送の八百屋さんっぽい。
思わず寄って行ったら──定休日(;_;)
わりと、しつこい性格なのでその数日後、件の市場に出かけました。
広々とした構内には野菜だけでなく調味料や自家製の餅なども売られていてアンテナショップみたいな雰囲気が漂っていました。
そしてメインの店舗の周辺にはお肉屋さんや魚屋さんもある。
食材に特化したショッピングモールって感じでしたね。
で、お隣の魚屋さんで美味しそうなアイナメを発見。
そこそこ良いお値段がしたのですが、誘惑には勝てず買って帰ってこんなものを作ってみました。
【材料】(2人分)
-調理時間:10分-
- アイナメ:2切れ
- サラダ油:26g(大匙2)
- 塩:少々
- ホワイトペッパー:少々
- 強力粉:適宜
- バター:12g(大匙1)
- レモン果汁:15g(大匙1)
- トマト缶(ダイスカット):100g
- 舞茸などきのこ類:半株
- ドライパセリ:少々
【作り方】
- アイナメは軽く塩、ホワイトペッパーを振って強力粉をまぶします。舞茸は食べやすい大きさに切ります。
- フライパンにサラダ油を入れて強火にかけ皮を下にしてアイナメを入れます。小さなスプーン(柄の長いものがオススメ)でアイナメに油をかけながら2分ほど焼きます。
- 皮にしっかり焼き色が付いたらアイナメをひっくり返して舞茸も加えて更に1分焼きます。この際も油をかけ続けます。蓋をして弱火にし、3分蒸し焼きにします。 ※余力があれば蒸し焼きの工程は230度に余熱したオーブンで5分焼くとよりパリッと仕上がります。
- 3.のアイナメと舞茸を皿に盛り付けます。フライパンは洗わずにバターを入れて中火にかけきつね色に色づいたらレモン果汁を加えてじゅっと言わせて火を止めます。これにトマトを加えて予熱で火を通します。これをアイナメにたっぷりかければできあがり。ドライパセリを散らして戴きます。
【一口メモ】
- 皮はパリッと中はしっとり仕上がります。ちょっと気取った洋食なのでできればナイフとフォークで頂きましょう。
- 皮がパリッと仕上がる秘訣は薄力粉ではなく強力粉をまぶすことと、焼いている間、油をかけ続けること。フランス料理のアロゼという技法です。
- アロゼは皮の厚い魚に向いているのでさわらや鮭でもイケますよ。
- ガルニチュール(付け合せ)はきのこの他にブロッコリやルッコラなどもオススメです。