初めて入る焼き鳥屋では、まずつくねを注文すると店主の料理スキルがわかるそうです。
他の焼き鳥が基本的に塩やタレを付けて焼くだけなのに対して、つくねはほぼ唯一、調理の工程のある串ものだというのが理由らしい。
ま、そういう通ぶったうんちくは置いておいても、僕はつくねを頼むが好きです。
だって美味しいから^^;
いろいろなお店でつくねを食べましたが、今まででいっとう美味しかったのは実家の近く、駅前の焼き鳥屋さんのつくねかな。
開業以来、追い足しているだけという秘伝のタレをたっぷり付けた肉厚なつくねはジューシーで真似のできない味でした。
多くの焼き鳥屋のつくねが平べったい円形なのに対して、でっかい球形だったのもお得感があって良かったな(って、発想がセコい)。
風の噂では息子さんに代替わりしたらしく、店の外に掲げられてるメニューも様変わりしてましたが、あのつくねはまだ食べられるのかしら。
なんか、こんなこと書いてたら無性にあの店に行きたくなってきたぞ。
【材料】(2人分)
-調理時間:5分-
- 鶏胸ミンチ:100g
- 大葉:3枚
- サラダ油:適宜
[団子パート]
- 大葉:1枚
- 片栗粉:5g
- 塩、ホワイトペッパー:少々
- 鶏がらスープの素(顆粒):少々
- 酒:2.5g(小匙1/2)
[タレパート]
- はちみつ(なければ砂糖3g):7g(小匙1)
- 酒:5g(小匙1)
- 濃口醤油:6g(小匙1)
- 中濃ソース:2g(小匙1/3)
- おろし生姜:1かけ分
【作り方】
- [団子パート]の大葉を千切りにします。[タレパート]を小鉢に入れてよく混ぜておきます。 ※蜂蜜は温度が低いと溶けにくいので[タレパート]は軽くレンチンしましょう。
- ボウルに鶏ミンチと[団子パート]を合わせて良く混ぜます。これを三等分して円盤形に成形し、軸を取った大葉で包みます。
- フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ2.を入れて蓋をし、両面に焼き色が付くまで蒸し焼きにします。
- 3.に[タレパート]を加えて絡めながら水気がなくなるまでやけばできあがり。
【一口メモ】
- 結構、コシがしっかりした歯ごたえで自分は好みです。甘辛のタレが程よく焦げて香ばしさがGOOD。汁気がないのでお弁当のおかずにもピッタリです。
- もう少し柔らかい方が良いなという方は卵を繋ぎに使うと良いかもです。
- 参考にしたオリジナルレシピは粉チーズを練り込んでオリーブオイルで焼くものでした。だったら、タレはケチャップとマヨネーズをベースにした方が良い気がするなぁ。