横浜に越して来て早や4年といった頃の日記。
ご近所のことは知りつくした気分になっていますがまだまだ僕の知らないお店があったりします。
ちょっと、マニアックな調理器具が欲しかった時、「けど、河童橋(浅草)まで行くのは面倒だし、横浜市内でないかしらん」と調べてみると、うちから徒歩10分のところに飲食業者向けの巨大店を発見してええってなったこともありました。
毎週通っている格安スーパーに行く途中。細い路地に逸れて住宅街の中をずんずん行くとバイパス沿いにいきなり現れるというロケーション。
用事がなければ絶対行かない場所でこれは気付かんわと思ったものです。
同じノリで駅前の八百屋さんは安くて重宝しているけれどもう一軒くらい見付けておきたいなと思って検索したら定期券で行ける隣駅に良さげな店を発見。
こちらも住宅街の中なので狙って向かわなければ前を通ることすらないだろうという場所。
行ってみるとさほど安くはなくてちょっとがっかりだったのですが、その隣に建っていたミニスーパー(小規模なコンビニくらいのサイズのお店)が凄かった。
店名からして元魚屋さんと思われるのですが、とんでもない値付けなのです。
数十円から百円くらいのパックが凄く充実していてこんなんで商売になるのかしらと心配になるくらい。このレシピに出てくる鰹のさくも百円のパックでした。
これで、3日分のお弁当の箸休めになったから1日あたり33円というびっくりプライス。ありがたやありがたや。
その魚屋さんも今は店をたたまれました。思えばよく通ったなぁ。
【材料】(2人分)
-調理時間:30分-
- 鰹のさく:150g
- 生姜:スライス1枚
[調味料パート]
- 濃口醤油:18g(大匙1)
- 酒:15g(大匙1)
- 砂糖:9g(大匙1)
- 水:100g(1/2カップ)
【作り方】
- 鰹は2cmの角切りにします。生姜は千切りにします。
- [調味料パート]を小鍋に入れてひと煮立ちさせ1.を加えてアルミホイルをして2分煮ます。そのまま自然冷却して味を含ませます。
- 2.から鰹を抜いて弱めの中火にかけとろみが付き始めたら鰹を戻します。鰹にタレを絡ませながら水気がほぼなくなるまで煮詰めればできあがり。 ※焦げやすいので火加減に注意して下さい。
【一口メモ】
- 冷めると硬くなってビーフジャーキーのように噛み締まりのある食感が楽しいです。味は定番の甘辛で、おかずとしても楽しめますが酒肴向きかも。
- 味のポイントは砂糖の分量。控えめにするとぐっと大人の味になりますし、少し多めにすれば子供が喜びそうです。
- これって他の魚で拵えたらどうなんでしょうね。今度、鯛とかでやってみようかな。