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魚料理(和食)

サバの梅風味焼き

十年ほど前『体脂肪計タニタの社員食堂』という映画が封切られました(正式なタイトルは『体脂肪計タニタの社員食堂~500kcalのまんぷく定食~』だそうです)。

体脂肪計などで有名な実在する企業『タニタ』を舞台にしたお話。

コンセプトは「もしも、タニタの社員が太っていたら」という着想に基づくもの。

なかなか面白いこと考えますね。

ヘルシーなレシピ本の大ヒットなど多角的な経営を展開するタニタですが、食べることが大好きな僕としては一度はあそこの社員食堂で食べてみたいと憧れています。

美味しいけど、低カロリー。

加えて栄養バランスも良い。

まさに食事はかくあるべしと言わんばかりの定食が食べられるに違いありません。

とはいえ、今更試験を受けてタニタの新入社員になるのはちと無理があります。

わりと感化されやすい方なのでレンタルで借りたこの映画を観てすぐの頃、ホームページに載っていたこんな料理を作ってお弁当箱に詰めました。

んで、ちょこっとだけタニタの社食気分なランチタイムを過ごしたのでありました。

【材料】(2人分) 

調理時間:10分-

  • 鯖:半身
  • 塩、ブラックペッパー:少々
  • 強力粉:適宜
  • サラダ油:少々

[調味料パート]

  • 梅干し:1粒
  • 山椒:少々
  • 濃口醤油:9g(大匙1/2)
  • 味醂:18g(大匙1)

【作り方】

  1. サバは軽く塩、ブラックペッパーを振って薄く強力粉をまぶします。梅干しから梅肉をそぎ落として叩きます。これに[調味料パート]の残りを合わせてよく混ぜます。
  2. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけサバを皮を下にして並べて焼きます。焼き色が付いたらひっくり返して両面焼きます。
  3. 2.に[調味料パート]を回しがけ煮絡めながら水気がなくなるまで焼けばできあがり。

【一口メモ】

  • 意外にガツンと強い味が口いっぱいに広がります。梅の酸味と山椒の香りがさっぱりした風味を演出していて楽しい。しっかり系のおかずになる一品です。
  • ソテーする場合は下拵えで小麦粉を振りますが焼き色を強調したい場合は薄力粉ではなく強力粉がお薦め。ただ、わざわざ買って来るほどのものではないのでなければ薄力粉でどうぞ。
  • 甘辛がお好きな方は[調味料パート]に砂糖を5g(大匙1/2)加えると良いです。
  • もちろん鯖に限らず青物の魚ならなんでもOK。これからの季節なら三枚におろした秋刀魚などお薦めかも。

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